名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ゴッホ 「ひまわり」 産めよ!増やせよ!

今回はゴッホの「ひまわり」。連作の中で一点。前回はアメリカの個人蔵の作品を見て、子供の周りに蛇たちが寄ってたかって喰い付いているのを発見したが、今回は別の「ひまわり」である。

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」 1889年 アムステルダムゴッホ美術館

この作品と全く同じ構図の作品がナショナルギャラリー(ロンドン)・東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にもある。よほど気に入ったテーマであるらしく自作を何度も模写したらしい。Wikipadiaによるとこのアムステルダムの作品が最も後の作品のようだ。

この絵の隠し絵は見つけ難かった。どこがどうなっているのか、何時間も悩み、格闘し、ようやく一つの結論を導き出した。ただ確信が持てない。今後も研究を続けなければならない。

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画面上部中央のひまわりの花四つほどの部分。どうしてひまわりの種の部分がこう見えるのか。種の並びはもう少し整然と幾何学的配置であり、僕だったらそのように描くだろうが。ゴッホはこんな風に何の秩序も無い描き方である。花びらも皆違う大きさで形も皆違う。花の黄色が背景にまで及んで、むしろ背景の黄色の方が鮮やかである。花びらの黄色を見せたいのなら背景の色をもっと押さえたら良いのにと思う。ただこの背景の黄色が絵を見る者の眼を刺激し、一種の心地良さを感じさせる。

細かく見ると例によって蛇に襲われる小さな人間たちの図が見えて来る。大きく見ると・・・・僕には女(赤)の背後から言い寄る男(青)の図に見えた。男は右手を女の肩に乗せ、女の手を後ろ手にさせて赤い手錠をかけているようにここでは見えた。

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画面右側の上方に開きかけ(?)の花がある。ここでも大蛇が小さな人間たちを喰っている図が見えた。左側の花弁は人間の山積みの描写となっている。

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ここでいきなり全体図に行く。ゴッホの絵は一筆一筆に人間の形が見えるので、細かく見て行くと切りがない。また細かい食人図以外に大きく見た像が見えてこないので苦労した。全体図にして初めてそれが垣間見える気がする。

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イラストをもっと分かり易くしてみた。

女(赤)は男(青)に背後から性交されているらしい。画面中央少し下に三つの花が重なっているが、その右側の花が女の尻である。男の性器が背後から突き刺さっている。女性器から子供が生まれ出ている。女の肩の所の花、これは切断面ではないか。肩の所で輪切りにされ骨が見えている。左腕はここには無い。また上半身と下半身が繋がって無い。男も同様に上半身と下半身が分断されている。首も切られている。左手は肘の所で切れ、真っ赤な断面を見せている。男の両足は女の尻と重なっているが膝から先が無い。切断面が花になって骨を見せている。

画面下端のテーブル面をコントラストを付けて拡大して良く見ると、手足がゴロゴロと転がっているのが見えた。上の男女の手足だろうが数がこの二人分よりも多い。他の隠し絵の人間の手足もあるのだろう。

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はっきりとは見えないが恐らくこう言う絵が隠されているのだろう。上から降りて来た巨大蛇が人間を口に当て喰っている。巨大蛇は何匹も重なっており区別しにくいが、上からの他に横からも喰いに来ている。ここのひまわりの花は人間で出来ており、その周りにもより小さな人間が花弁のようにくっ付いている。下端のテーブルの上でも大蛇が人間を喰い漁っている。

他の見方として全体図が女の大開脚図にも見えるのだが、どうも自信が無いのでイラスト化しなかった。花瓶が子宮であるらしいのだが、男性器に当たる物が見えて来ない。

花の周りの黄色い花弁は卵子に群がる精子にも見えるのだがどうだろうか。どちらにしてもこの絵は人間の生殖行為に重点が置かれて描かれているらしい。大開脚図と見るとひまわりの花は七人ほどの赤ん坊が生まれ出ている様子を表しているのではないか。

すなわちゴッホは人間の繁殖を強く薦めている。産んで数を増やす以外に人間に生き延びる手段は無いと言っている。