名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ラトゥール「悔い改めるマグダラのマリア」 暗い部分に隠されている物

正月から気味の悪い蛇の画像を描くのもどうかと思うが、これが真実ならば受け入れて描くしかない。

今回の調査対象はフランスの画家ラトゥール。レンブラントとほぼ同時代に活躍し、「明暗法」を用いて「夜の画家」と呼ばれた画家である。レンブラント同様作品画面に暗部が多いのでそこに何が隠されているのかに興味を持った。

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ジョルジョ・ド・ラ・トゥール 「悔い改めるマグダラのマリア」 1635年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー

画面の半分以上が真っ暗で良く見えない絵である。机の上に髑髏を置き、鏡に映ったその髑髏を頬杖をついて見つめる女、髑髏の下にあるのは聖書だろう(この箱のような物は鏡に映って本の形を見せる)。 胸元が大きく開いた服・長い髪と合わせて、この女がマグダラのマリアである事を示している。光源は蝋燭一本である。

画面を明るくしてみる。

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これで見やすくなった。女は部屋の隅の段差のある所に腰かけている。体をひねって足をこちらに向けている。右足は膝を立て、左足は画面左方向に流している。右ひざの上に左ひじが乗るような形である。机の脚と女の腰は壇上にある。

女の左手の指はなんと長いのだろう。鏡に映った髑髏の眼の部分にある白い丸眼鏡のような物は何だろう。画面下半分を占める暗い部分に何かモヤッとした形が見えて来る。以下順に部分を調べる。

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女の横顔。現代的な美人だが、顎の表現がおかしい。何かカエルの様に膨らんだ顎である。当てた手のひらに押されてこんな形になるのだろうか。唇に色が無く、口の中が赤黒い。口の下部分と手のひらの境界線部分が蝋燭の影になるはずだが何かおかしい。

口の中に血が溜まっているのではないか。口の下や手のひらに血が垂れているのではないか。

髪の毛の中・外に多くの蛇が見える。長い時間ここを見ていると次第に見えて来る。蛇がこちらを向き、口を開けて威嚇している様子が非常に微妙な表現で表されているのが見えて来る(上図右イラスト)。

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女の顔拡大図。口・顎・喉・手のひら部分をよく見ていただきたい。不自然な表現である事が分かると思う。顎のふくらみは何かを食べ、呑み込んでいる最中であることを示しているのではないか。女は右手で持った何かを口に運び喰っている。血の滴るような何かを・・・・。

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女の指はまるで蛇で出来ているかの様に細長い。親指の先が向こう側に見えているが手の甲の起伏と繋がらず不自然である。人差し指がどこにあるのかはっきりしない。指が三本にしか見えない。人間の手では無いようである。薄い服も全て蛇で出来ているようだ。

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聖書の上の髑髏の顔部分は人間の生の皮がまだ付いている。眼・鼻・口が光源の陰になって見えないはずなのによく見えている。頭部に大蛇が張り付いていて、大きく見せている。ゴーギャンの「我マリアを拝す」にあったスイカ様の頭蓋骨も大蛇が張り付いて大きく丸く見せていたのを思い出す。

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机の上に置かれた鏡、そこに映った髑髏の裏側。ここに人間の顔が隠れているのを発見した。髑髏の鼻の下、下向きの顔が描かれている(上図中央下・部分拡大図)。歯に見える白い物を口に押し付けた形で眼を閉じた女の横顔がある。これは上から蛇の口に咥えられているのである。

髑髏の眼の様にして置かれている白い丸い物はどうやら人体の一部であるらしい。左上から大蛇の顔が突き出ていて口でこれを咥えているから、人間の腕か足の切断された物らしい。白いのは周りの肉を綺麗に削がれた骨であるらしい(上図右イラスト・呑み込まれた部分は黄緑色で表した大蛇の頭の中に黄緑の格子で表した)。

鏡の右横にジャガイモの皮むき器(ピーラー)のような物が置かれている(上図左黄色の矢印)。髑髏の下の聖書の所にそれで剝いたと思われる皮のような物がある(同黄色矢印・浮いた小蛇にも見えるが)。マグダラのマリアと言われるこの女はこの皮むき器で人間の顔の皮を綺麗に剝いて喰っているのではないか。f:id:curlchigasaki:20190105102000p:plain

全体図をもう一度見直すと、この女は聖母マリアと同様に下半身が大蛇であることが見えて来た。女の体は腰から下が左へ流れ、左端で上方に向かう。机の下端にその胴体の部が見えている。この化け物の胴体の中には呑み込んだ人間のパーツがあちこちに見られる。フェルメールの「取り持ち女」の半身蛇の女の胴体に人間の手足があったように胴体内部の物を外側に描いて表している。同じフェルメールの「リュートを持つ女」の机の下の暗い部分に人体のパーツがバラバラと置いてあったのと同じように、ここにも人間にとって残酷な表現がなされている。

女の足部分に呑まれているのは手足や頭部のようである。左に向かった胴体の机下にあたる部分には人間の上半身が逆さになってはいっているらしい(イラストではうまく描けなかったが、仰向けになって口を開ける人間が左肩と左腕を見せているように見える)。机下から出て蛇女の胴体を飛び越している大蛇(イラストではピンク色)や、画面右下から出て多分人間の頭部に喰い付いている大蛇(イラストでは緑)がいてそれらが交差して分かりにくい。

壁にも巨大な蛇の頭が見える。真ん中の髑髏やマリア自身に喰い付く。

 

画面を極端に暗く描く画家はやはりその暗い部分に残酷な表現を隠し込んでいた。この絵は人間の生皮を剥がして喰う蛇女と蛇神の絵である。こいつらは普通人間に知られていない存在であるが、名画の中にこうして隠し込んである。

人間が家畜をと殺・解体・調理して食べるのと同じことをしているだけである。奴らは生の肉を新鮮なまま喰うのが好きなのだが、人間にそれを見られるといけないので隠している。この宇宙の有機生命体の原則は喰い・喰われの一点だけである事を奴らは名画の中に示して人間に教えている。人間にはテレビや映画・絵画・音楽等を通して騙しておく必用がある。家畜には何も知らせずに地球に放牧し、時々喰いに来る。牛・豚・鶏に対して「お前らはいずれ喰われる」と言う人はいない。その時が来るまで人間にはのほほんと気楽に生かしておけばいい。知能を高めさせてはならないと思っているのだろう。

ところが最近この事実に気付く人間が出て来出している。これは奴らの地球支配の終わりを意味している。