名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

人喰い蛇を刃物で突き刺す絵 奴らへの抵抗?

名画の中には蛇が描き込んであり、それらが画面上の人間を喰っている・・・・と言う事を発見し、多くの名画でそれを立証してきたつもりだが、まだまだ理解できないことがたくさんある。そのうちのひとつは絵の中の邪悪な蛇どもに抵抗していると思える人間が垣間見える事である。隠し絵の蛇の眼をナイフや剣や何かで刺している者がいる。喰われるばかりでなく、運命に逆らうようなレジスタンスを試みているように見える。

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前回見たダヴィンチの「最後の晩餐」では、ペトロの持ったナイフの先にある物に注目した。上図では左上の全体図の中に白丸で囲んだ部分である。両手を胸の前に上げたアンデレの腹の位置には大蛇の顔が見える。彼の体を呑み込んだ大蛇とは別の、そいつに巻き付いているのか下から這い上がって来ているのか分からないが、顔をこちらに向け、口を大きく開けている奴がいる。こいつの左目をペトロの持ったナイフの先が突いている(上図左下のイラスト)。f:id:curlchigasaki:20181223221011p:plain

次に同じダヴィンチの「東宝三博士の礼拝」。聖母の背後に似た表現が見られる。誰が持つ物か分からないが、剣か槍か何か鋭利な刃物がやはり隠し絵になっている大蛇の眼を突いている。しかも前後二か所である。上図右の部分図では上方の三人のうち、右二人の間に後ろから割り込んで来て手を咥えている大蛇と、左端の人物の下にいる大蛇、この二匹の眼を同時に刺している。

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ダヴィンチの作品をもう一つ。「受胎告知」。天使ガブリエルが左手に持つユリの茎の下端が下から上がって来る大蛇の眼を突いている。(この陰になった部分は下から来て手に喰い付くようでもあり、地面にある何かに上から喰い付くようにも見える。ひとつの絵で二重の表現がされている。)

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ルノワールの「アルジェ風のパリの女たち」。前回も少し触れたが、左端の女の右手にある針(編み物の針だと思うが)の先が、左手人差し指の付け根を刺している。この人差し指と親指は実は女の実際の指ではなく(女の指は三本である)、蛇がその振りをしていてその眼が第二関節の後ろあたりに付いていて、その眼を針の先で刺している。

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先日見たティントレット「春の寓意」。女の腹に当たっている新緑の樹の枝の先はやはり蛇を突いていると見た方が正しいのではないか。女の左手は左から来た蛇の頭を親指と人差し指で掴んでおり(上図左下イラスト)、下から来る蛇が親指に喰い付いておりその蛇の眼を突いているらしい。

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彫刻ではあるが、ロダンの「考える人」にも同様な表現があると思う。刃物で蛇を刺してはいない。しかし手の甲にいる蛇を不自然な形の口で咥えている(上図イラスト)。この彫刻は体中蛇で占領された人間像であるが、唯一この口が喰われることの抵抗を示しているように思えるがどうだろうか。

 

名画を残す画家たちは、自ら望んで蛇型爬虫類人に支配され、奴らの協力を得て未知の画材で作品を作ったのだろう。肉体も改造されたのかもしれない。彼らの中には奴らの支配に抵抗する者もいたかもしれない。奴らの強力な支配の中で、ほんのわずかに後世の人間にメッセージを残すと言う事で抵抗の表れが今回見た「蛇の眼を刃物で突く」等の表現かも知れない。食糧としての人間にも希望はある・・・・と。

さらに蛇型爬虫類人は人間を知能の劣った家畜としてしか見ていないから、名画やテレビ・映画・マスコミ等で人間をコントロールしながらその中に抵抗の手段を必ずヒントとして隠し込んでいたりするように思える。