名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

フェルメール「居眠りするメイド」 これは悪夢だ!

蛇神への生贄供物としての人肉を絵の前面に配置した物をまた見つけた。

実はこの絵のトレースその他をして調査した後、夜に悪い夢を見た。宇宙人が人間を襲撃しに来たので逃げ回ると言う物で、極彩色の夢だった。宇宙人は機械の様な様々な形をしていて、自分の周りの人間たちを次々に捕まえ、切り刻んでいた。何だったのか。

 

ヨハネス・フェルメール 「居眠りをするメイド」1656~1657年 ニューヨーク・メトロポリタン美術館

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メイドがテーブルを前にして居眠りをしている。テーブルの上には果物その他の食べ物があり、ワイングラスらしき物もある。開けっ放しの扉の向こうに隣の部屋が見えている。肩にタオルをかけたままだから、仕事の途中にさぼっているのだろうか。オレンジ色の温かい日差しが右上から差しているようである。メイドは椅子に座り右手で頭を支え、左手先をテーブルの上に置いて眼を閉じている。

疑問点がいくらかある。女の髪型、額の形や大きさが変である。テーブルの上の皿の手前にある布を被せた物は何だ? 水差しの口にある黒い物は蓋? テーブルの上に床置きのペルシャ絨毯のような毛布がグシャッと置いてあるのはなぜ? 毛布の右端背後ににほつれみたいな物があるがこれは何? 右の椅子の背もたれに下から這い上がるように置いてあるのは羊皮の敷物? 女の頭の後ろの壁に掛かった絵に人の顔みたいなのが見えるがこの絵で何か示唆しているのか? 

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テーブルの上に切断された人体を発見した。切断面をこちらに見せた腕らしい。血が噴き出している。その人肉の横にナイフとフォークの様なものが置いてあるのでこれで切ったのだろうか。

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毛布の表現が何か不自然である。しかもその下に何かを隠しているかのような起伏があり、大蛇が隠れているように見える。

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毛布の後ろ、下にある別の無地の毛布の端がほつれている様でもあるし、人体の部品のひとつから血が噴き出しているようにも見える。

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メイドは完全に大蛇どもに喰われている。頭に被さって咥えている黒いのが目に付くが、背後の壁の上方から降りて来て女の左手を咥えているのがいる。降りてくる途中で白蛇が横切っているので分かりにくいが、長い大蛇が繋がっている。そいつと並んで上から降りて来て女の右手を咥えている大蛇がいる。この左右どちらかの大蛇が女の腹をぐるりと2~3周巻いて締めている。

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女が手を置いたテーブルは、拡大してよく観ると小さな蛇だらけである。血の色をした小蛇たちがこちらに顔を向けて威嚇している。あるいはお互いに喰い合っている。白っぽい物が3個ほど並べられていて、指輪のようにも見える。左方のそれはワイングラスの中に入っているのか。

真っ赤な血に染まったテーブルに置かれたそれは骨片か・・・・。上図左端の物と左か3番目の物はひょっとして「目玉」かもしれない。眼を閉じた女の眼は実は取り出されてここにあるのかもしれない。それを赤い蛇どもが争って喰っている。

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女の背後の絵、僕にはこう見える。人間の頭部があり(仮面の様に見えるが後ろ半分を大蛇が咥えているからである)、その左に胴体(イラストの様に背中を上にして右腕を手前に見せている)がある。頭部は切断されているので胴体と繋がってはいない。上から巨大な蛇が降りて来てこの人体を喰っている。それは2匹以上いるようだ。左下の石ころのような物も蛇の頭で、この人間の腕を喰っている。

絵の中の絵でよりはっきりと蛇による人肉食を描いている。

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画面全体をもう一度見てトレースするとまた新たな発見があった。

毛布の下に隠れているのは大蛇ではなく、このメイドの下半身である(上図右イラストの様に)。この女は下半身が切断されていてそれが台の上に置かれている。女の手も皿の横に置かれている。女は頭と胴体しかないが、背後の壁を伝って降りてきた赤い大蛇に体を巻かれ、両手先を咥えられて、吊るされるような形でそこに存在している。同じフェルメールの「マルタとマリアの家」のマルタと同様に大蛇に吊り上げられている。目玉も取り出されている。

この毛布の右後ろの端のほつれのような部分は、絵を小さくして遠目にしてみて初めて気が付いた。大蛇の顔である。絨毯の模様と輪郭線に惑わされて分かりにくいが、大蛇の顔がこちらを向いていて、口を開けて何かを喰っている(上図イラストの様に)。こいつは開いたドアの向こうから這って来ているらしい。

他にも天井から何匹もの大蛇が降りて来ている。

絵の上三分の一を占めて黒い影があるが、これはこの中で最も大きな蛇の口先であり、女の下半身が横たわっているあたりを狙っている。半透明だから他の大蛇とは次元の違う蛇神かもしれない。

 

たまたま人気のあるフェルメールの作品を調べ、Google Arts& Cultureでこの絵を見つけたが、これほど残酷な表現の絵とは思わなかった。また悪夢を見そうである。