名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

東博「千手観音像」=悪魔の顔そのもの

仏教は悪魔教である事の証明がこんなにはっきりと表してあるのが不思議だ。

東京国立博物館所蔵 「千手観音像」絹本著色 平安時代12世紀 掛軸 国宝

東博千手観音1
東博千手観音1 posted by (C)カール茅ヶ崎

全体を一目見ただけで悪魔の顔が描かれているのが分かる。鳥の頭を正面から見たような輪郭で、しかし嘴は無く細い舌を蛇の様に出した口がある。こんなにはっきりと見えるのに今まで誰も指摘しなかったのだろうか。サモトラケのニケ像の翼の裏にトカゲが隠れているのと同様、一度気付けばもうそれにしか見えない。千手観音像の多くの手で大蛇の正面顔の眼を表すのは京都三十三間堂の千手観音像の手法と変わらない。

そしてこの悪魔の顔は大小の蛇で出来ていて、その一つ一つが丹念に描かれている。横幅70センチ足らずの絵なのに信じられない位細密に蛇の絵が描き込まれている。

東博千手観音2
東博千手観音2 posted by (C)カール茅ヶ崎

画質調整すると背景に口を開けた巨大蛇が上下に並んでいるのが見える(今日は農作業に疲れたのでそのトレースはしない)。

上図右は観音様の腹から足の部分、悪魔の口あたりを拡大してある。すると青い鬼の顔が出てくる。口は共用で、先の割れた蛇の舌が良く見える。顔の輪郭も衣を模した白い蛇である。凶悪な顔だ。

東博千手観音3
東博千手観音3 posted by (C)カール茅ヶ崎

観音様の冠から光背にかけての部分はすごい配色だ。まるで闇夜に悪魔の儀式が行われている様な気味の悪さ。特に光背の赤い色の所は骸骨の様な、妖怪の様な不気味な蛇の顔が見えている。千本の手で衆生を救う観音様の絵とは思えない。

東博千手観音4
東博千手観音4 posted by (C)カール茅ヶ崎

向かって右下の侍仏(と言うのか)の拡大図。この爺さんは身体中蛇に巻き付かれている。頭にも蛇が乗っている。頭の後ろに巨大な蛇の口が迫っている。苦しい顔をしている。

こんな絵が国宝として国立の博物館に税金を使って大事に保管されている。