今回の台風でピーマン類の半数くらいが倒された。
ナスも葉が風でボロボロになっている。
ブロッコリーも芽キャベツもニンジンもその一部が、畑の中に出来た水の流れに浸って根がむき出しになったり、流されたりしている。
トマトは支柱ごと倒されたが、もう収穫が終わっているのでまだ良かった。
台風が通過したと思える午後から修復に出かけているが、あともう1日かければ収穫量に影響ないくらいに出来ると思う。
ピーマンは折れた枝もあるが根は傷んでなさそうなので、元通りに出来そう。農機具をしまってある納屋が壊れたわけでもなく、ビニールハウスも材料を買ってはあるがまだ建ててないので被害は無い。
露地野菜はこういう被害を見越して作らなければならない。ただもうちょっと金をかけて丈夫な支柱を立てておけば良かったと悔やまれる。
支柱は近くの竹藪で切ってきた竹支柱ではなく金属製の物で、結束もテープナーを使うにしても、所々麻ひもでしっかり固定しておきたい。
畑の所々や縁に水の流れを導く溝を掘り、ナスやピーマン・トマトの周りに「ソルゴー」(背丈2m以上になるイネ科の防風作物)を植えておこう。
自然との真正面からの闘いはもう4~5年になるが、まだまだ慣れない。少しずつ少しずつしか進歩しない。
田んぼの跡地に土盛りして作った畑の法面に、除草剤を使うのは良くない事も今回分かった。斜面の雑草の根まで枯らして無くすと、土中に空間が出来、水の通り道が出来てそこが広がって崩れるようだ。刈払機で地上部を何回も刈り取るしかないようだ。
自分なりの技術が確定するまで辛抱するしかない。5年か、10年か。