ああ!うちの子が・・・・!
畑のトマトが生り始めたが、尻腐れがたくさんある。
実がほとんど形成されているのだが、先端部分は結合せず穴が開いたままで黒く腐り始める。これはカルシウム分が不足しているせいで、病気ではない。計算をして教科書通りに施肥したのに、これはどうしてなのだろう。
調べて考えられる原因は、ひとつは前作の窒素分が残っていて窒素過多になっており、今回施したカルシウムを吸収しにくくなっている(化学的なことはよくわからないが・・)事があるのかもしれない。
ふたつ目の原因は、水の不足。パイプアーチにビニールを掛けて雨よけをし、畝を高くして水はけを良くしてあるが、あまりに水を絶ちすぎて土が乾燥し、土中のカルシウムを吸い取れなくなっているか。
とりあえず、株元に骨粉を撒き、水やりをしておいたがどうなるか、様子を観て行こう。(カルシウム入り液肥を葉に散布するのが良いとされるが、その液肥が高くて買えない。)
その他、受粉不良とみられる奇形果や、虫食いの穴の開いた実をもぎ取っておいた。ヒトの子ならば、栄養補給したりして最後まで面倒を見るのだが、作物は有無を言わせずもぎ捨てる。出来の悪い子はどんどん間引いて捨てる。
野菜づくり名人の道は遥かに遠い。