寒川神社に初詣して、土産にクスの実の入ったキーホルダーを買ってきた。神社の良い空気を充分吸った「運気上昇守」だそうで古代から続く寒川神社ならではの限定お守りだそうだ。(絵は、適当なクスノキの写真が無かったのでネットで熱海の来宮神社のそれを拾って描いた。)
種をお守りにするというのはいい。何千年も生きて大木になるクスノキの種は可能性が無限にある。
生命の誕生する元である種は神には通じるものがある。やがて芽を出し根を出し、茎葉を形成し、花を咲かせ実を生らせるが、その設計図である遺伝子が既に入っている。設計図を描いたのは誰か。そもそも命はどこから来たのか。死んだらどこに行くのか。そんな基本的なことさえも知らない自分は、神に聞きながら生きて行くことしかできない。種をお守りにしながら農作物を育てることで命の意味を少しでも知る事が出来るだろうか。
良い年になりますように。