研修先の寒川の農園では、今年シカクマメが大豊作となっている。去年はほとんど採れなかったが今年は収穫調整が間に合わないほどだと農園主は言っている。
本来シカクマメは熱帯アジア原産の物で、日本の本州での栽培には温度の点で難があるのだが、今年の長い残暑の為か雨が降らなかったせいか原産地並みの気候となって成りが良かったのだろう。
シカクマメとは豆が四角いのではなく、その莢に四つの角がある不思議な形をしているからで、沖縄等で栽培されていた物だ。若採りして莢が柔らかいうちに食べる。
シカクマメを輪切りにすると面白い形が出来る。横に並べると子供が手を繋いでいるようだ。
サヤエンドウと同じように塩ゆでしてサラダや炒め物・天ぷらなどにして食べるそうだ。形の可愛らしさから今後食べる人が増えるかもしれない。