右上は横から見た所・右下はヘタの方から見た所。
トマトの生理障害果はたまに出来るが、こんなへんな形は初めて見た。まるでドクロのようなおどろおどろしさだ。
「乱形果」と言われるらしいが、ドクロの眼の所は「窓あき」と言うらしい。原因はトマトトーン(実付きをよくさせるホルモン剤)の使い方にあると思っていたが、調べるとそうではなく土壌中の肥料成分の多寡のせいだという。窒素過多・ケイ素欠乏・カリ過剰等でカルシウムが不足し・・・・化学的説明は不得意だがとにかく子房が実になるときにおしべと癒着してきれいな形になれなかったからだという。
こういう生理障害果はどうしても出るらしいが、来年は肥料計算をしっかりしてその比率を小さくしたい。何しろ今年はほとんど牛糞たい肥と発酵米ぬかボカシだけで作っていたのだから、しかもその量もあまり計算してなかったのだから今考えてみるといい加減だった。だからドクロのお化けが顔を見せたのだ。