名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

変形した野菜は可哀そう

変形果
変形果 posted by (C)カール茅ヶ崎

夏野菜が獲れ出した。その中には変な形の物もある。変形果とか奇形果とか言われて出荷できないヤツだ。曲がりオクラ・双生りナス・乱形トマト・曲がりキュウリ・そして後ろの描いたのは、玉直しをしないために着色不良で片側が平たいカボチャ。

全て食べられるが、市場価値が無いか著しく落ちる。たいてい捨てるか自家消費となる運命だ。

原因は色々ある。肥料の量・バランス、受粉の失敗、支柱やネットに当たった等で、作物自体のせいではない。作り手の問題だ。ただヒトが思い通りに作ろうとしてもどうしてもこういうのが出来るらしい。自然の営みなのだろう。

 

人間自体にしても同じようなことがあるらしい。完璧な形の人間なんているはずがない。他との多少の違いは個性だ。

コンピュータグラフィックスで描いた女性の絵を見ると、必ず違和感がある。完璧すぎるのだ。肌の色つや・左右対称の目鼻に、気味悪さ(死体を見たような)を感じることがある。実際の人間の目はだれも左右で違うし、肌にシミやソバカス・くすみ等が全く無い人はいない。人間には必ず不完全な部分がある。

 

ヒトの思う通りの理想に近い形にならなかっただけで廃棄される野菜はちょっと可哀そうだ。