畑の隅に植えたカモミールが今年もたくさんの花を咲かせている。プランターに種をまいて、それを畑に移植して2年目。冬に一旦枯れたかと思ったらまた同じ場所から幼苗が立ち上がってきて、去年以上の数の花を咲かせた。花の咲く時期からして、また花の形からして「ジャーマンカモミール」らしい。(種袋に品種が書いてあったはずだが忘れた)
作物作りをちょっとおしゃれにしてみようとハーブを植えてみたのは、兄嫁の影響もあるだろう。僕が遺産相続した小田原の畑はしばらく兄嫁が耕作していて、そこには畑のまわりにアジサイやカンナ・スイセン等の花が咲き乱れていた。
それと僕は元々花が好きなこともある。大船の植物園・熱海の花博・鎌倉の寺の花等をよく見に行ったものだ。
僕は女っぽいのだろうか。兄弟は6人いるがそのうち4人が女で、すぐ上の姉とはどこへ行くにもいつも一緒だった。小学校の夏休みの宿題に姉たちと同じペンギンのぬいぐるみを作った記憶がある。縦笛の練習もお絵かきも姉たちと一緒にやっていた。
花を摘みその香を楽しむおじさんがいてもいいではないか。
この歳になると、恥の概念が無くなるというか、この世にありのままの自分の存在を知らしめたいという気持ちが大きくなって来ている様だ。