名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ひょうたんの種は何ゆえ「イカの姿フライ」の形をしているのだ。

ひょうたんの種
ひょうたんの種 posted by (C)カール茅ヶ崎

絵の左はひょうたんの種。右はお菓子のイカの姿フライ。よく似ていると思う。種の方は長さ18ミリくらいのものを拡大した。(絵があまりうまくなくて伝わりにくいかもしれないが)

3年位前ひょうたんを栽培しひょうたん作りをする時に実から種を出そうとしたらこのイカの姿フライが出てきた。なんて変な形なんだと思った。ひょうたんの種にはその実と同じく上の方にくびれがある。割と薄べったい形だ。外側はフワフワした皮に包まれて中に固いナッツの様な色の本当の種が入っている。外皮は剥こうとしても剥けず、無理に剥こうとすれば種が割れてしまうのでこのまま播く。この種は「中ひょうたん」という種類で、去年栽培して種を採って置いたものだ。

種の形の多様性は最近知り始めた。ホウレンソウの種は角が2本出ているし、ニンジンの種にはそれを一周するようにギザギザの毛が付いている。トマトやセロリの種はこれで大きくなれるのか心配になるほど小さい。多種多様・千差万別の野菜の種が面白い。

 

人間もこの植物ほどの多様性を持ったまま世界を作れなかったのか。ホモサピエンス以外の種を絶滅させ、次は同種の中の肌の色の違いで争い、宗教の違いでまた争い、国の中でも政党の違いで争い・・・・ときりがなく争って他者を排除してきたのがわれわれ人間だ。

もし人間に他者排除の性質が無かったら、もっと面白い世の中になっていたかもしれない。

ネアンデルタール人北京原人現代社会の中で共存している。異星人も隠れずに堂々と街中を歩いている。なんだかワクワクするような面白い社会になっていそうだ。

ネアンデルタール人には花や野菜の栽培管理、北京原人には畜産や動物園の飼育係等の役割を担ってもらう。また彼らの中で特に知能が発達した者がいれば会社の中に入って仕事をしてもらう。

彼らには人間のエゴからくる環境破壊などに対し、意見してもらう事も可能だ(「会社の利益のためだからと言って地球にとって有害な物質を発生させるな。」とか「原子力発電は制御できないのだからまだ使うな。」とか)・・・・。

 

絶滅したものの復活は無理だろうから、せめて自分以外の人間の多様性を認めよう。歌の「世界に一つだけの花」の歌詞のようにonly oneを目指して、自分にしかできないことをしよう。

すべての人にはその人にしか描けない絵がある。