名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

テントウムシは意外に獰猛な肉食昆虫!

テントウムシ
テントウムシ posted by (C)カール茅ヶ崎

テントウムシがソラマメのあたりにいる。人間の視線から見るとナナホシテントウは丸くて赤地に黒の模様がかわいい虫で、アブラムシを食べてくれる益虫だから見つけたらそっとしておく。

しかしごく近くから見てみると肉食昆虫らしく獰猛な顔をしている。(もっと凶悪な顔に描きたかったが、細かいところがよく見えない)アゴがかなり発達しているようだ。

右に描いたのがテントウムシの幼虫。まるで悪魔の化身のような姿をしている。幼虫の段階ではテントウムシダマシというじゃがいもの葉を食べる害虫と区別が出来ない。

昆虫ってのは面白い。

ただ作物を育てていると虫たちに一年中悩ませられる。ネキリムシやコガネムシの幼虫・アブラムシ・チョウの幼虫等を見つけると、いっそのこと「益虫もろとも全滅させたい」という衝動が起きる。無農薬栽培はできるだけ続けたいと思ってはいるが・・・・。

 

5月から始まる農業アカデミーでは農薬を使った慣行農法を勉強するから、殺虫剤を使うことも考えなければいけない。

農業を始めるにあたって、食品を口にする消費者としての考えから無農薬栽培で来たが、農業に従事する場合いきなり困難な方法でやるというのは無謀かもしれない。慣行の農法を充分習得してから、その上で無農薬なり有機なりの独自の農法を模索していけばいいのではないか。

今日も近所の農家のおじさんが除草剤らしき薬品を噴霧器で田んぼの畔にまいていた。僕は息を停めながらその横の道を通り過ぎた。人の生活を成り立たせるためには必要な農薬もあるらしい。

農薬と言ってもいろんな種類があって、残留しない農薬もあるし、ある特定の生物だけをやっつける農薬もある。「農薬」という言葉に過剰反応して否定しないで、知識を深めていこう。