名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

啓蟄

かえる
かえる posted by (C)カール茅ヶ崎

かえるもそろそろ冬眠から目覚めるころだが、相変わらず寒い。

畑の雑草の成長が早くなってきた気がする。

 

 

雨の日は畑仕事は休みにして、映画のDVDを観たり、本を読んだりしている。

You Tubeの韓国映画にはまっている。「戦友」というテレビドラマだ。映像がシャープで迫力がある。朝鮮戦争時の韓国軍の小隊が北朝鮮軍と戦うのだが、朝鮮人というのは中々理不尽な戦争をやらされていたのだと感じる。共産主義と資本主義の大国同士の代理の戦争をさせられていた。同じ民族が北と南に分かれて殺し合い、今現在でもその憎しみの連鎖が断ち切れない。

このテレビドラマを観ていると、個々の韓国人俳優は本当に日本人とそっくりで、上からの命令に背いても戦友を救いに行くという考え方も違和感ない。北朝鮮の兵士も人間的に描かれていて、なぜこんな戦争を自分たちはしなければならないのだというテーマが見えてくる。少し泣いてしまった。

 

日本の映画で「明治天皇と日露大戦争」というのがが好きだ。嵐寛寿郎明治天皇役をしたものだ。40年ほども前の映画だが、こういう大勢で一つの目標に向かって突き進む形の戦争映画が好きなのはなぜだろう。

司馬遼太郎の本「坂の上の雲」は、4~5回読んだだろうか。日本という国ができ、はじめて「国民」となった初々しい日本人が一致団結して世界に挑んでいく。大国ロシアに対し、臆することなく全力で戦い、かろうじて勝った。満身創痍になりながらも「国」を維持した。

戦争映画は有名なものはたいてい観た。戦記物の本もよく読む。軍事オタクではないつもりだが・・・・。

 

出来れば先の戦争で戦死した伯父2人の戦いぶりを調べてみたい。その記録を残したいと思っているが、時間は残っているだろうか。あと亡き父のことも。

命を懸けて国を守った人たちがいたからこそ、今この国がある。戦死した人たちを忘れてはならないと思う。人は死んで土にかえるが、その精神は受け継がれられねばならない。

最近ブログのテーマから外れがちだ。