名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

食物連鎖
食物連鎖 posted by (C)カール茅ヶ崎

絵付け皿の写真では無くて、食物連鎖を説明する為の絵です。うまく描けなかったのですが、色の薄い内側の円内左上から反時計回り

で見てください。色の濃い外側の円に微生物がいて連鎖の全てに関係している事を言いたかっただけです。

生き物の遺体・排泄物は土の中の微生物が分解する。バクテリア・細菌達は有機物を取り込んで、窒素や何かを排出する。その遺骸は

少し大きな微生物の エサになる。その比較的大きな微生物もトビムシ・ダニ等のごく小さな昆虫のエサになる。それもやがて死んで

より大きな昆虫のエサになる。昆虫は鳥・ 獣等のエサになり、彼らは人間のエサになる。

食物連鎖は昔教科書で習ったが、社会に出ると同時にすっかり忘れていた。特に目に見えない極小の世界のそれは、最近になって少し

ずつ知るようになっ た。

微生物は食物連鎖の輪の最初の位置にあるだけでなく、より高等な生物にも直接的に関与している。微生物の排出する窒素・酵素は植

物を育てる。また動 物の体の中でも生き続ける。人間の体の腸内細菌は人間と共生している。 土の中の微生物には有害な者もいる

が、それは人間にとってであって、自然の有機物の循環の中で無駄な生物はいないのではないか。 ばい菌・雑菌・害虫・害獣等と呼

ばれるものは、生身の体を持つ人間が生きるためにある程度排除すべきものではあるが、その「程度」が過剰になるとろ くなことが

無いようだ。 最近のテレビコマーシャルを観ていると、やたら「除菌」・「殺菌」・「キレイ」という言葉がよく聞こえてくるが、

だまされてはいけない。「菌」は有害無害含めて大気中に無数にいるのだ。身近なところを少々「除菌」しても焼け石に水だ。

人間にとって有害な菌(ばい菌・雑菌・有害なカビ等)の撲滅を目指すするのでなく、有益な菌(乳酸菌・酵母菌・麹カビ等)を優位

にする事を考えよう。目に見えない生き物と共生することを自覚しよう。