名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

尾形光琳 「太公望図」 人間を家畜として育て見守る

今回も引き続いて日本の名画を調べる。

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重要文化財 尾形光琳 「太公望図」 江戸時代 京都国立博物館

後に周の文王の軍師となり斉の始祖となる呂尚は、初め他人に認められず落胆して渭水で釣りをしていた。占いで人材を得ると言われた文王は呂尚と邂逅し、重く用いる事になった。呂尚は大公が望んだ者としてその後太公望と名乗る。・・・・と記録にある。太公望渭水で釣りをしている場面を江戸時代中期の尾形光琳が絵にしたのがこれである。

おかしな形の岩棚に乗った老人。後ろの崖も変に丸い。金箔が張られた部分は霞だろうか、これも不思議な形である。川の中に釣り竿らしき線が有るようで無い。この絵は何だろうか。一国の軍事・政治を任せられるような能力を持った自分を用いてくれる人間が訪ねて来るのを待ち続ける姿、一国の軍師と言う地位を釣り上げる為には釣り竿はいらない。ただ寝て待つのみだと作者は言っているのだろうか。

それにしてもこの絵のような岩・崖・川・霞の表現がどうして採られたか。

順に調べて行く事にする。

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太公望の顔拡大図。口の周り、髭の中だけ明らかに色が変わっている。元絵全体図では気付かないが拡大して画質調整すると、口の周りに丸く明るい色の物がある。さらに良く見るとその濃淡の中に小さな人間が数体見える。人間を喰っている事を表しているのだろう。右手となっている所も二体の小さな人間であろう。また目のところ、にこにことしながらつぶっているのではなく、白目をむいて開けているのではないか。

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太公望の身体。衣と見せているが実は食糧としての人間をたくさん貼り付けさせている。右ひざを立てているがここには正面から抱き合った人間(おそらく男女)が見える。ここは同時に(右ひざと見せて)大きな男性器なのかもしれない。

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背後の丸みを帯びた岩は、大開脚した女の出産図にしか見えない。顔らしき所、手らしき所、女性器から這い出る赤ん坊らしき物が見える。

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老人が座る岩棚の先端部分(老人の向かって左下)。人間の顔が見つかる。するとその身体も見えて来る。トレースしながらさらに良く見るとその人間の身体は上下に重なっている。どうやら後背位で性行為をしているのだと気付く。少なくとも三組の男女が性行為をしている。彼らの頭は大蛇に呑まれ、その状態で尻から子供を産んでいる。

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老人の右側の地面にも男女交合図が隠れていた。地面の中に単に人間が埋まっていると言うだけではなく、人間同士が交接し子供を作っている。

老人は巨大な男性器の上に乗っている。馬の背であるかのように鞍を乗せそれに乗っている。川に突き出たその巨大男性器の先から大量の精液が流れ出ている。老人の大きな性器から流れ落ちている液も一緒になっているかもしれない。

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画面左下、川の中に岩っぽい物がある。ここにもたくさんの人間が横になっている。岩に付いたコケに見える物はその人間の尻の所にあるので生まれ出た赤ん坊だろう。ここは同時に大きく見れば蛇の頭がいくつも並んでいるようにも見える。

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中国大陸の中の大河の一部と言う事だが、小さな池にしか見えない。僕には人間を製造するための培養液の池と思える。画質調整してもはっきりとは見えないが人間の顔か、蛇の顔の他に人間の胎児の姿が見える。赤ん坊も見える。右の老人が注ぎ入れた精液によって創られた人間がここで育まれているのではないか。

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老人の頭の後ろの訳の分からない金箔部分。太公望の大きな夢を表しているとも思えるが、細かく濃淡を追って行くとイラストのように人間の交尾図ばかりである。この爺さん、セックスの事しか考えてない。

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今まで見て来た部分図を合わせて全体図にした。金箔の部分は大きく見ると後ろ向きで出産している形の女の図になった。この女が卵子を放出し、老人が精子を出して水の中で人間が発生しているのだろう。

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蛇神による食事風景。画中の全ての隠された人間たちはこの巨大な蛇によって喰われる。老人は口の尖った龍のような顔の蛇(青色)の上に乗っている。この蛇は口からよだれを垂らしている。左下の岩も迫りくる蛇(黄色)である。全ての蛇が渭水の水に向かって集まって来ているようである。老人は人間を交配出産させ、育て、蛇神に喰わせる為に見守る役目(牧場の番人・羊飼いの役)を持っているかのようである。

 

人間は巨大な蛇型生命体の食糧であると、どの名画も示唆している。

それが真実なのであれば、それはそれで仕方がないのではないか、と思うようになってきた。人間自身も家畜を残酷に殺して食糧にしているし、それを食わなければ生命を維持できない。動物を食わずに野菜だけを食うにしても、その野菜を食う虫を大量に殺しているのは事実である。人間が地球上での食物連鎖の頂点であると言うのが間違いであるのを受け入れるのはつらいが、奴らも生きるためには喰わなければならない。認識を新たにする必要がある。

この緒方光琳の絵には残酷な表現は一つもない。隠し絵の人間はどれを取っても身体が損壊していない。裸で交配し、出産し、蛇神の体内に素直に取り込まれている。養豚場の主人に優しい人・厳しい人がいるように、蛇神にも(名画の作者にも)色んな性格があるらしい。