名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

葛飾北斎 「神奈川沖浪裏」 巧みに隠された人間への繁殖指示

偉大な画家、天才と呼ばれる画家による世界的に有名な絵には謎が多い。レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、そして日本では葛飾北斎。その北斎の作品の中でもよく知られた作品を調べる。どうも隠し絵がいかに巧みに隠されているかが名画中の名画と言われる要素であるらしい。

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葛飾北斎 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 1826~33年

浮世絵なので各地にその刷り作品があるが、Wikipedia Commonsから最も高画質の物を選んだ。この写真は「but diferent colors」とあるので色が違っているらしいがそれは気にならない。富士山の上の空の雲の濃淡が最もよく出ている。

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この作品は以前一度調べたがその時は富士山の上に巨大な龍のような顔が見えただけだった。そのあたりを今見直すとこんな風に見える(上図右イラスト)。女が後ろ向きの脱糞スタイルで出産している図である。龍(巨大な蛇)の顔も同時に見えている。

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以前、波の方からは意味のある画像が読み取れなかったが、今回はそれが多少見える。波頭の先端は全て人間であろう。

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左上の波頭の中にこんな隠し絵を見つけた。四つん這いの女(赤)の背後から性交する男(青)を横から描いている。女の尻が高く上がり男は腰ごと持ち上げられている。男は左手に子供(薄黄緑)を捕まえ押さえ付けているように見えたのでそのままイラスト化した。

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左下の波の山にも男女の交合図が隠れている。上の絵と同様に後背位である。さらにこの二人の真ん中に一回り小さな男女が交接しているように見える。正常位でセックスしている男女が重ねて描かれていると思うのだがどうだろうか(この辺はちょっと自信が無い)。バックからしている男(青)の尻から子供(黄色)が生まれている。女(赤)の女性器の辺りに船の舳先が当たっている。全てセックスと出産を示した隠し絵である。

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全体のイラスト図はこうなる。西洋画と比べて人体の形が変形しており分かり難いがやはりテーマは同じ、人間の繁殖である。出来るだけ多くの人にこの絵を見てもらう為に普通一見しただけではそれと分からないように隠し込んでおく。人間が感動するような絵の中にその意図する事を込めておく。その辺の技術の高い画家が偉大とか天才とか言われる存在なのだろう。ゴッホが称賛したと言う浮世絵の中には、人間を感動させる魅力の中にこう言った隠し絵が一般には分からないように隠されている。

日本の芸術作品の中には空間をもその意味を持たせている物がある。三十三間堂の千手観音像の背中の多くの手の間の空間に大蛇の顔が浮き上がる。この北斎の絵の中の波には三色ほどの色の中に目に見えない線がいくつも辿れる。眼を凝らすと単一色の中に線が見えて来る。余白を生かす日本人は西洋人とは違うところがある(日本支配の蛇神と西洋支配の蛇神の違いだが)。

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見方を変えると出産風景が大きく描かれているのが見えて来る。上図右のイラストでは女(赤)が横座りして尻をこちらに向け、四人ほどの子供を産んでいる様子である。

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上図右、こちらでは女(薄赤)が大開脚して足を上に上げ、女性器をこちらに見せて出産している。上に位置する子供の腕の下にさらに小さな子供が見えたのでそのままイラスト化した(生まれたての赤ん坊がなぜ小さな人間を抱いているのか、あるいは喰っているのか、まだ解読できない謎がたくさん残っている)。

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四次元空間にいると思われる蛇神。画面内の船に乗る人々も隠された波頭の中の人も全てをその身体の中に取り込む。人の形には必ず蛇神の口先が接触している。

露骨な性交・出産風景が隠れているものの、残酷な食人風景はこの絵には見付けられなかった。しかし人間を喰いものにする生物がいて、人間に繁殖を指示している事は同じである。

現在では繁殖の指示はテレビ・映画・歌謡曲の中に多く盛り込まれているようである。