名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 人間を増産させながらの食事会

また露骨な性描写の絵を見つけてしまった。

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ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 1765年 フィラデルフィア美術館

バロック最後期のイタリアの画家ティエポロギリシャ神話の美の女神ヴィーナスと火の神ヴァルカンを描いている。ヴィーナスは離婚した元夫のヴァルカンに頼んで息子の為に甲冑を作らせている。画面左側にかまどや鍛冶屋のおやじたちがおり、手前に盾・兜・籠手等の装甲が無造作に転がっている。

訳の分からないのは、ベッドの形が変に歪である事・右下や右奥に鳥がいる事・二人の背後に召使らしき女の顔があり、彼女が剣を立てている事である。召使の女の向かって左側にある枕のような物も画面中央にありながら何であるか分からない。

ベッドの中のヴァルカンの身体は向かって右下に流れているようではあるが、よく見るとそこには足ではなく大きな人間(?)の背中と尻があるのが見える。

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ヴァルカンの身体はヴィーナスの背後にぴったりとくっ付いているようだ。この二人はどうやらセックスをしているらしい。

二人の身体に纏う布は全て人間である。

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ヴィーナスは性交の喜びに恍惚とした表情をしている。甲冑を作ってもらうために身体を提供したのならば中々したたかな女である。

彼女の上唇が穴から這い出す子供に見える。ヴァルカンの口の右端から何か出ているのは小さな人間の手だろうか。頬が膨らみ唇が異様に赤い。この二人は人間を喰いながらセックスしているのだ。

ヴァルカンが女の顔にも見えるのは何故だろうか(乳房の膨らみもある)。

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二人の下には大小さまざまな人間が積まれている。自身の身体よりも大きい物もある。巨人族同士で共食いだろうか。

手前の盾と兜も人間だが、この食糧としての人間もセックスをしている。盾の部分を透かして赤い女を後ろから犯す兜を被った男、そしてその男の後ろから襲っている人間が盾の鏡面に見る事が出来る。ギリシャ・ローマ時代には男同士の性行為も普通にあったのだろうか。

上のベッドの布の中の人間たちもよく見ると所々で性交しているようである。

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背後の枕のような物、絵の中心に描かれているから大事な物なのだろう。そこには性交する人間が所狭しと描かれている。出産している人間もいる。

この絵のテーマは食糧としての人間の増産のためにセックスを奨励する事であろう。

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画面左の鍛冶屋の三人の男。手前に親方らしきおやじが金床の上に腰掛けて他の二人を指導している、と言うよりも視線は性行為をするヴィーナスたちに向いている。おやじは上半身と下半身が逆さまである。尻が肩で肩が尻である。顔が金床の中にうっすらと見える。衣服や地面に置かれた籠手等も全て人間であり、それぞれ性行為をしている。奥の二人は手前の男の尻の後ろに向こうの男の尻があり、同性愛の性行為をしているらしい。かまどの火の中にさえ性行為をする人間がいる。彼らは甲冑を作っていると言うよりも子作りをしていると言うのが正しい(同性愛では失敗するだろうが)。

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ヴィーナスの股間を拡大してみた。過去に見た名画の中のヴィーナスは男性器を持つ物が多かったがこれもそうではないか。半分布で隠れた勃起した男性器では無いか。またヴィーナスの股間から小さな人間が生まれ出てきて手を伸ばしているようにも見えるし、白布に擬した人間の尻の間から子供が生まれているようにも見える。

こんな風に考える。蛇神が地球にやってきて食糧の為に創った物の一つが巨人族ではないか。蛇神のように大きな種族である。彼らは性の区別が無く、一代限りで生殖能力は無いか非常に弱い。そこで地球にいた類人猿との交配を様々試し、最後に残ったのが小さな、しかし繁殖力旺盛な我々人間であった。神話の神々と言うのは巨人族時代のそれで、蛇神の食糧であると共に彼ら同士共食いもする。

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元絵。明るくしてある。

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だからこの絵のように同類同士を喰い合っているし、小さな人間も喰う。小さな人間たちにはセックスを奨励し、どんどん繁殖させる。この絵でも画面のあちこちで子作りさせ出産させている。ヴィーナス・ヴァルカン共に食糧を手元に引き付け、背後にいる召使が巨人の肉を剣で切り裂いて二人の為に食べやすくしている。

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上図右のイラストで、出産された子供を黄色くして分かりやすくしてみた。

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全ては蛇神の指図である。蛇神自身は空の上の異次元世界にいるからあまり頻繁には来ないが、腹が減ると地上に現れて人間たちを喰っている。巨人族がいた頃は彼らをも喰っていた。神にも有機物の摂取が必要なのだ。地球牧場で人間の血と肉を作り、(その家畜たちには知られないように)喰う事が彼らの生命維持のために必要なのである。

(名画の中の生贄の人間たちには男女の区別が見られない。出産しているから女だとわかる場合があるが、その他は区別が付かない。それは食肉にオスメスの区別を求めない人間界と同じ理由からだろう。若い柔らかい肉か年老いた固い肉かにはこだわるがオスかメスかは気にしない。名画を描かせている蛇神の視点では食材としての人間のオスメスの区別は必要無く、だから表現しないのだろう。)