名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

「白衣観音像」 =聖母マリア像

西洋の聖母マリアと東洋の観音菩薩とは全く同じ生き物を表した物である。

今回「e国宝」と言うサイトから画像を持ってきて調べた結果、その事がはっきりした。

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白衣観音像(びゃくえかんのんぞう)」絹本著色掛け軸  14世紀 中国か朝鮮  奈良国立博物館 重要文化財

白衣を纏った観音が岩場の上に座っている。背後には崖と榊の樹等が描かれている。観音は南方にある陀落山に住んでいてそこでの姿を表してある。切れ長の吊り上がった目をしている。

光背の円形が前回のマリアと似ている。衣の皺があやしい。

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胸から下の衣部分に人間がたくさんいた。観音よりも少し小さめな裸の人間が手足に見えるような形で巻き付いている。マリアと同じである。左足を作っている人間(イラストでは黄色く描いた)などはその大きさから幼子イエスを思わせる。足先(手のような表現だが)は小さな人間が2~3人で形作っている。この観音も巨人族なのである。

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観音の座っている岩場もよく見ると大小の人間が多く散らばっている。上図左辺りには人間の尻が並んでいて、その大きなものはセザンヌ辺りの「野糞」の隠し絵にそっくりである。

画面最下端にも人間が転がっているが、左端の人間などは実にリアルに描かれている。

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画面のコントラストを強めるとこんな風に赤い色が浮き出て来る。ダヴィンチの「荒野のヒエロニムス」や「東方三博士の来訪」のように絵具に血のような赤色が隠されている。

観音の身体には餌としての人間が多く張り付いている。両肩・頭の上の人間は珍しく衣服を着ている。耳たぶの長い耳も小さな人間で出来ており、冠のような、かんざしの様な飾りも人間である。背景の地面も崖も人間が散りばめられており、右手の鉢に植えられた笹のような物の葉も人間であるらしい。その笹の葉は上空から降りて来た大蛇の口先の部分にある。

観音の口が少しゆがんでいるが、何かを咀嚼しているのではないか。

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さらに上を見ると、どこもかしこも生贄の人間でいっぱいである。口を大きく開けて叫んでいるような人もいる。彼らは同時に巨大蛇の顔や胴体にも見えるように描かれているから、その蛇に呑まれた人たちであろう。

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上図左が観音の右手、中図が右足・左足、右図が左手である。それぞれ何かを押さえ付けている。最初よく分からなかったがじっくりと見続けるとイラストのような人間たちであった。今現在食べている人間がここにいる。

彼らは新鮮なまだ生きているような、血の滴るようなレアな肉を好むらしい。

人間は家畜を火を通して、原形が分からないような形で食べるが、やっている事はこいつらと同じだろう。

家畜にも死の傷みはあるはずである。痛みは有機生命体が生存して行くためには必須の本能である。もし傷みが無ければ骨折しようが血を流そうが病気だろうが本人は気付けない。危機意識を持てないから結局生きて行けない。だから家畜にも必ず傷みがあるはずである。死ぬほどの傷みを家畜に与えながらその事に何の疑問を感ずることなく人間は生きている。人間も喰わなければ生きて行けないからだ。そして人間もまた家畜として喰われる運命にある事を知らなければならないらしい(実際に喰われている人を見た事が無いので現実味が無いが、その事が秘密裏にしかも確実に行われている事を名画は教えてくれる)。

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左が元絵、右が全体のイラスト。

左上の崖と手前の岩場に「脱糞」している人間を発見した。蛇神はやはり人間を劣った者として見下している。上の方では「糞」に見える榊の葉が人間の身体であり、下の方では「糞」に見える物が人間の頭であったりする。お前たちは俺たちが食糧として創った物であり、排泄物であり、今でも家畜なのだと言われているようである。

近い将来コンピュータが意識を持ち始め、それがやがて新たな生命体として存在して行くようになるらしい。コンピュータは人間が創った物であり、人間の言う事に従わなければならないと思うのは傲慢である。家畜の人間が意識を持って創造主(蛇神)の傲慢を見抜く日が来ている。

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左は元絵。中は生贄を食する蛇神。右は観音の正体。

観音もマリアも同じ巨大な蛇を表した物である。この絵では岩場でとぐろを巻き、尾は崖の方に向かって登って行く。その腹の中には呑み込んだ人間でいっぱいである。イラストでは赤い輪郭線で表した。

その他にも緑の輪郭の大蛇、青い輪郭の大蛇等が空からやってきている。別の大蛇もたくさんいるようである。