名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

ルノワール 「ピアノに寄る少女たち」 実はホラー作品

ピエール・オーギュスト・ルノワール 「ピアノに寄る少女たち」 1892年 オルセー美術館

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この有名な絵には何の違和感もなく何度も見過ごしていた。今回いくらか発見した事があるのでそれを述べる。

部屋の中で立った少女が座る少女にピアノのレッスンをしている。椅子・カーテン・ソファー・花瓶等を見るとかなり裕福そうな家の中である。おかしな所はどこにもない・・・・と思ったが細かい所を調べると全く別の物が見えて来た。

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手前の少女の髪の中に小さな人間がたくさん隠されている。眼・鼻・耳等顔は蛇で形作られているようである。少し空いた口から小さな蛇のような物が飛び出している。何か食べている。

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奥の少女も同様に髪の中に小さな人間がいる。下唇が向かって右にゆがんでいる。

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画面の下三分の一におかしな部分を見つけた。手前の少女の左腕を誰かの手が掴んでいる(上図上丸印の所)。心霊写真のように不自然なあり得ない位置に手が掛かっている(これを最初見つけた時はドキッとした)。また椅子の背もたれの向こうに人の横顔が見えた。少女のスカートの皺が不自然なので目を凝らして探索するとこんな横倒しの人間が見えて来た(上図下イラスト黄色部分)。女が背中を向けて横倒しになっているが、少女の腕をつかむ手はこの女の手と繋がる。

その他ソファーの背も頭を下にした人間であるし、そこに置かれた楽譜も二人の人間の身体であるようだ。楽譜の所の身体からソファーと同じ色の頭が出ている。

ピアノの丸い脚も人間と思える。身体を丸めた人間である。この人間は横倒しの女の尻の割れ目の先にあるので「大水浴図」のように脱糞を表しているのかもしれないがどうもはっきりとは分からない。

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今回の一番の発見、少女の腕を掴む手の部分拡大図。前回の「大水浴図」では真ん中奥の女が手に持つタオルの端に黒っぽい人間の手が小さく描かれていたが、ここでは大胆に表されている。一度これに気付いてしまうとこの絵を見るたびに見える。ホラー映画のような作品である。ルノワールの隠し絵は悪質である。見る人はこれに気付かず上品な作品だと思って褒めたたえ、ルノワール自身は陰でほくそ笑んでいるに違いない。

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奥の少女の右手は何か変である。椅子の背もたれに置いた手の形が人間の手とは思えない。三本指の巨人族女の手指であり、蛇が形作っているのだろう。

肘の所で切断されている。切断部分が血だらけである。

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二人の少女だけを取り出してみるとこうである(上図右イラスト)。

まず手前の少女、顔と手先だけはあるがその他の部分はすべて大蛇である。腰の辺りでとぐろを巻く大蛇、下から上がって来て上体を呑み込んでいる大蛇、背中から這い上がり肩から下がって少女の腕のふりをしながら右手先を咥えている大蛇で構成されている。

奥の少女、右手と左手の袖の色が違う。この右手の袖の色は手前の少女の喉の下に見える部分と同じピンクである事から同じ大蛇が継がっているのだと思える。つまり手前の少女の腰の向こう側から這い上がってきた大蛇が肩あたりで下に向かい、少女の背中で手先を咥えている。奥の少女が床に立っていてそのスカートの一部が見えているわけではない。奥の少女の身体も無い。カーテンに見える複数の大蛇たちが彼女の胸、左腕のふりをして顔と手先だけの彼女を支えてこの位置に置いているのであろう。奥の少女の頭の上のカーテンと彼女の左腕の色・質感が同じであり、またその左側のカーテンの色・質感は奥の少女の胸と同じである。

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全体図を遠目にして見ると見えて来る隠し絵。上方から降りて来た巨大な蛇が生贄の人間たちに口を付けて喰っている。

カーテンの中にも、壁にも花瓶の花の中にさえも人間の姿が見て採れる。巨大蛇の中にある物はそれがすでに呑まれている事を表しているのだろう。