名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 人間の断末魔の叫びが聞こえる

ジョルジュ・スーラ 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」1884~1886年 シカゴ美術館

セーヌ川の中州で人々が休日を楽しんでいる。良い天気なのだろう地面の影が濃い。人々は日傘を差したり帽子を被ったりしている。座る人、寝転ぶ人、元気に走る子供もいるし、釣りを楽しむ人、楽器を演奏する人もいる。

点描技法を試み、色の発色を最大限に生かした後期印象派のスーラ。彼の代表作がこの絵である。大きさは縦207.6センチ横308センチの大作。

スーラグランドJ1
スーラグランドJ1 posted by (C)カール茅ヶ崎

この穏やかな日常を描いた絵も、高画質画像で詳細を見るととんでもなく残虐な絵だと分かる。

スーラグランドJ2
スーラグランドJ2 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面右手前の立っている男女。その顔を見るとまず男の丸眼鏡が変である。不自然に浮き上がっている。それにこの男の眼・表情が休日の公園を眺める人のそれではなく、重い。女の眼・表情も同様に変で、目を丸くして驚いている様である。身体をナイフで刺された人ならこんな表情をするかもしれない。

スーラグランドJ3
スーラグランドJ3 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面左手前の寝転ぶ男。顔をアップにしてみるとこんなである。何かを恨んでいる様な眼をしている。眼の周り・鼻等は蛇で描かれている様である。特に耳の所には蛇が叫ぶように大口を開けている。その蛇を後ろの蛇が呑み、それをさらに後ろの蛇が呑み、連結している。蛇型宇宙人の描き方である。

スーラグランドJ4
スーラグランドJ4 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面中央、母親と思われる人に手を引かれた少女。脚が一本にしか見えない。両足をぴったりと付けているにしても靴の辺りに境目が見えても良さそうな物だがそれも無い。左手がボヤッとしている。そして顔のアップ。眼と口を大きく開けている。まるで断末魔の叫びを上げているかのような表情である。この子供は手足を蛇に喰われているのか。左手と両足は蛇に成り替わられている様である。

スーラグランドJ5
スーラグランドJ5 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面左手で釣りをしている婦人。まるで死体の様な顔をしている。観ると帽子の上に乗っているのはリボンとかではなく、白蛇である。

その他の身体・帽子・服も全て蛇で形作られている。

スーラグランドJ6
スーラグランドJ6 posted by (C)カール茅ヶ崎

右手に立つ男女の後方、遠くで走る少女が描かれているが、頭を白い大きな蛇に噛まれている。両手・両足の先に蛇が喰い付いている。片足は既に無く、身体の後ろに上げた足に見える物はおそらく蛇の頭。この子は走っているのではなく、上下左右から蛇に襲われている。

スーラグランドJ7
スーラグランドJ7 posted by (C)カール茅ヶ崎

この子のさらに後方に赤ん坊を抱いた男女らしき物が描かれている。父も母も上から蛇に喰われていて、赤ん坊は大きな口を開けて泣いているのだろうか。下から・横から大蛇に齧られて赤ん坊は断末魔の叫びを上げているかのようである。その顔は最早生きている人間の顔では無い。白骨化して化け物の様になっている。

スーラグランドJ8
スーラグランドJ8 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面中央奥、遠景にこんな部分がある。寝転ぶ家族? 墓場から這い出てきたゾンビ? いや大蛇に一度呑まれてその胃液に半分溶かされた人間かもしれない。左右の芝生には大蛇が隠し絵になっていてそれにまた呑まれそうである。

スーラグランドJ9
スーラグランドJ9 posted by (C)カール茅ヶ崎

さらに奥の情景。水辺にたたずむ白い服の人は背中から這い上がって来た蛇に頭を喰われている。その左右の人も蛇に喰われている真っ最中である。その上、水の中に白い大蛇に頭を喰われている赤い人がいるようだが、これはどうも判別しがたい。上図右には水上に横たわり多くの蛇についばまれている人が見えるのだが・・・。

スーラグランドJ10
スーラグランドJ10 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面左の遠景。木を背にして日傘を差し、川を眺めているかのような女。この女の顔を拡大してみて驚いた。遠目には横顔だが、拡大画像では・・・・化け物の様な顔がこちらを向いている(上右図)。大きな眼を持ち、厚い唇をしたゾンビがこちらを見ている。作品自体が縦2メートルくらいだからこの女は10センチくらいに描いてある。

実のところ傘の中から大きな蛇が降りて来て顔に被さっているらしい。ゾンビの左目は大蛇の右目であるらしい。蛇で形作られた画像が別の化け物に見える様になっているのは、蛇型宇宙人の常とう手段で、人間を驚かし、恐怖感を覚えさせるのがその目的であるようである。恐怖に取り付かれた人間はいざ巨大な蛇神に遭遇した時でも腰が抜けたようになって抵抗しないからだろう。本当の支配者である蛇を蛇と見ずに、別の化け物に誤認して他の人に言いふらすというのが蛇神にとっては都合が良い。

スーラグランドJ11
スーラグランドJ11 posted by (C)カール茅ヶ崎

この絵には分からない部分が多く、今後検証して行きたいと思う。

例えばこれは何だろう? 画面左手の樹の根元、帽子を被り、マントを羽織った背を向けて座る人物(上図左)。半袖の人もいる晴れた日の午後、マントを羽織るって?

この人(?)は蛇だけで出来ている。素材の喰われる人間はこの中にいない。左右に大きな蛇がいて真ん中に赤い蛇が昇り、白い蛇の顔を咥えている。

そしてもう一つ、中央奥のこの二人、ラッパを吹く人の右でポリスっぽい形になっている物体(上図右)。二人とも足が一本で、服の輪郭が直線的でおもちゃの様である。これも蛇だけで形作られた架空の人間っぽい。何だろう? 以前ターナーの「水葬」の中にエイリアンの宇宙船が見えたが、それに関係しているだろうか。水の中に宇宙人基地が・・・・?