名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

ルノワール「若い母親と二人の少女」 少女の拉致・連行そして・・

子供の生贄をアシストする女の絵があった。

ルノワール「La Promenede(遊歩道・または若い母親と二人の子供)」1874~1876年 ニューヨーク・フリックコレクション

ルノワール散歩1
ルノワール散歩1 posted by (C)カール茅ヶ崎

遊歩道を母親が二人の女の子を連れて歩いている。寒い季節なのだろう三人とも厚手のコートを着、帽子もかぶっている。向かって右の子は人形を手に持ち、左の子は何かモコモコした物で手を温めている。母親のスカートが異様に長く、地面を擦って歩いている様である。右手奥では子供連れの婦人等が談笑している様であるが・・・・。

ルノワール散歩2
ルノワール散歩2 posted by (C)カール茅ヶ崎

この二人の女の子、蛇で縛られて連行するがごとく歩かされている。

母親と思っていた女は首からキツネ色の蛇を伸ばしていて、左の女の子の髪の毛を咥えている。女の左側からも同様の蛇が降りて来ていて、右の女の子の髪を咥えて、あるいは肩をも押さえている。女の子二人とも首に白い蛇が巻き付いていて、それが下に下がってから後ろに回り、コートの縁飾りの振りをしながらまるで奴隷の鎖の様になって二人を縛っている。二人とも右手の先を蛇に呑まれている。左手は見えないがあるかどうか?(右の子の左手の所にあるのは蛇の頭で、手になり替わっている)。帽子は白い蛇の頭であり、子供たちの頭を噛んでいる。この子たちは逃げる事が出来ない。

ルノワール散歩3
ルノワール散歩3 posted by (C)カール茅ヶ崎

右の子が持っている人形である。髪の毛の色の蛇に左右から噛まれ、紺色の蛇に左右から肩口を喰われ、白い蛇に首を絞められている。その顔は瀕死の人間の顔にしか見えない。

ルノワール散歩4
ルノワール散歩4 posted by (C)カール茅ヶ崎

デカい白蛇に頭を喰われ、茶色い蛇に巻き付かれているが、この女は前回観たドガの「ベレッリ家の肖像」の叔母役をした女に相当するのではないか。上図左で画質調整した物を見ると、青い服の右腕部分に巨大な蛇の顔が見えた。顔を横に倒している。上図右では胸の部分に青いリボンの振りをした蛇の正面顔が浮かび上がった。

ルノワール散歩5
ルノワール散歩5 posted by (C)カール茅ヶ崎

上まぶた・下まぶた・白目・眉毛・耳の辺りに蛇の形が見える。真っ赤な唇の真ん中にミミズくらいの大きさの赤い小蛇が頭を覗かせている。その右側にももう少し大きな蛇の頭がかろうじて見える。このレプティリアン女は母親では無く、少女二人を拉致して連れ去る役目の女なのではないか。

ルノワール散歩6
ルノワール散歩6 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面右上に描かれているのが、少女たちが連れて行かれる先だろうと思う。

この場所は蛇神達が生贄を喰う現場。多くの家族が巨大な蛇に喰われている場面である。上から、横から、下から大小さまざまな蛇が人間に喰らいついている。上図右のイラストでは人間を黄色で示してみた。

手前の、スカートの女の子は顔と手首を白・青等の大蛇の口の中に入れている(イラストでは矢印で指した。一番下の矢印)。

その後ろにいる婦人は赤ん坊を抱いているらしいが、その子の頭も白蛇の口の中である(イラストの矢印下から二番目)。

婦人の背中の辺りにも人の顔が見える。逆さになっている(矢印下から三番目)。上下から呑まれて顔だけ残っているように見える。

さらに後ろの方に4から5人の人が見えるが、全て上から来た巨大な蛇どもに咥えられている。誰一人逃げようとせずただ喰われているのは不思議な気がする。

ルノワール散歩7
ルノワール散歩7 posted by (C)カール茅ヶ崎

遊歩道に放置されたこの白い物体も人でなないか。白い服を着た人で、黒髪の女が横たわっているのではないか。顔をグレイの蛇に噛まれ、背後にいる巨大な黄土色の蛇に呑まれようとしている。(こんな風に見えるのだが、人々の集団を目指して迫ってくる白蛇・黒蛇がお互いに喰い合っている姿にも見えたりする)。

 

こんな堵殺現場に少女たちを連れて行く女の図である。