畑・生き物・美術

畑にある命・美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

写楽は蛇型宇宙人

写楽1
写楽1 posted by (C)カール茅ヶ崎

東洲斎写楽 「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」寛永6年(1794年) 東京国立博物館

広重・北斎に次いで写楽も調べてみた。やはり写楽の浮世絵も蛇に満ちていた。

上図、左端が東博の原画。真ん中が画質を変更しただけの物。背景に不気味な絵が浮き上がって来る。蛇の群像、皆こちらを向いている。上図右端に絵にしてみた。僕にはこう見えたが、雪舟同様見るたびに違って見える。片目が隣の蛇の顔と共用だったり、顔が2体重なっていたりする。役者の頭の後ろに見えるのは龍か。口を開けて人を食べる所か。

写楽2
写楽2 posted by (C)カール茅ヶ崎

こちら(上図左端)は同じ絵の別刷り、アメリカのメトロポリタン美術館所蔵の物。驚いたことに背景に見える隠し絵が違う。役者の後ろには画面両端いっぱいに巨大な蛇の頭が正面を向いている。口は閉じているが先が二つに割れた舌をペロッと出しているように見える。画質調整をした物が真ん中の写真。いくら微妙にコントラストを変えても、色相を微調整しても東博の絵と同じ絵柄は背景に出て来ない。

版木は同じ物を使って摺りの段階で微妙な違いを出す、しかもごく精密に・・・・なんて事が江戸時代の人間に出来るわけが無い。現代人がパソコンソフトのフォトショップを屈指し、最高級印刷機を使ったとしても出来るわけが無い。版画の一面黒く見える所にごく微妙な濃淡で隠し絵を描き、しかも版毎に違う図柄にするなんて・・・。後ろにいる蛇型宇宙人が手を貸したに違いない。写楽自身もその仲間なのだろう。

江戸時代の日本に空からやって来て10か月だけの活動で145点余りの版行したと言う写楽の正体は、人間でなく宇宙人。その本当の顔はこの作品の背景に写し込んであるこの姿。

 

写楽3
写楽3 posted by (C)カール茅ヶ崎

背景だけでなく人物そのものにも隠し絵がある。西洋画の様に明確でなく判別に苦労する。一色に刷られていると思う所(例えば肌色部分)に微かなシミの様な物があると思ってよく観たら果たして蛇の顔があちこちに見えだした。より鮮明なメトロポリタンの絵を画質調整した物が上図左。

それを絵にしたのが右図。まず頭に小蛇(紫色で描いた)が乗っている。とぐろを巻くように丸まって頭の天辺に顔を出している。ちょんまげの部分は別の蛇(青色蛇)。耳の上にいて耳を噛むようにしている比較的大きな蛇は、紫の小蛇の下を通って後ろに回り、首後ろから前へ出、着物の襟の振りをしながら胸元に下りる。そこで蛇行して今度は上に向かい左肩に乗る。そして最後に左手に巻き付いて下がる。赤い蛇も同じような巻き付き方で、その顔は多分左胸のおかしな線描きの顔(上図左の写真でもそれが見えると思う)。役者の顔自体も蛇の顔に重なっていて、口や頬・首や胸・両手にも小蛇がいる。(見てとれたのはこのくらいで、他にも隠し絵があるかもしれない。)

この蛇の巻き付き方を観ていると、マネの「スペインの歌手」を思い出す。その絵の歌手は両手・胸・首・喉に蛇がこの役者と同じように巻きついていて(隠し絵で)、喉の発声や楽器の演奏をその蛇に制御されているだろう事が推測できた。だからこの役者にも手や顔に蛇がへばり付いているのはその部分を制御しているのだろう。特に歌舞伎役者の場合、顔全体や口・頬・首・手に取り付いているのは理解できる。

テレビで活躍している歌手や俳優もたぶんこんな風にたくさんの蛇に取り付かれているのだろう。