畑・生き物・美術

畑にある命・美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

ミレー 人間は食糧なのか?

ミレー晩鐘1
ミレー晩鐘1 posted by (C)カール茅ヶ崎

ミレーの「晩鐘」1857~1859年 オルセー美術館

ミレーの絵画は日本で人気があり、特にこの「晩鐘」などは、収穫された作物を神に感謝している農民の敬虔な姿が好まれたようだ。僕も随分昔からこの絵を目にして来た。しかし今はネットで詳細な画像が簡単に手に入り、詳しく検討する事が出来る。

二人の人物が祈りをささげている足元のバスケット(上の絵右上図)、中身はジャガイモの様だが、バスケット自体が骸骨のようだ。骸骨の大きく開けた口の中に丸っこい何かがいくつも入っている。男の足元、フォークを刺した部分(上の絵右下図)、ジャガイモの枯れた茎らしい物があるが、いやに平べったく、まるであばら骨の様だ。

ーーー(このブログの画像をクリックすると「フォト蔵」に飛び、そこの画像をまたクリックすると拡大画像が見られます。  またはGoogle Chromeの場合、ズーム125~150%くらいにすると見やすいかもしれません。)---

ミレー晩鐘2
ミレー晩鐘2 posted by (C)カール茅ヶ崎

女の後ろにある一輪車の上に乗っているのは(左図)収穫されたイモかと思ったら、よく見ると布で包まれた子供の遺体の様だ。この2人は死んだ子供を埋葬しに来ているのか。女の上方の空の雲が怪しい。4体以上の化け物の顔が見える。特に右端の宇宙人の様な顔(両目の中に瞳を表す白点まで描きこんである)の口の辺りからは、集中豪雨の様なシャワーっぽい物が吐き出されている。または地上から何かを吸い込んでいる。一輪車の子供はコイツに捧げられた供物か。

 

ミレーパンを焼く農婦
ミレーパンを焼く農婦 posted by (C)カール茅ヶ崎

「パンを焼く農婦」1853~1854年 クレラーミュラー美術館

布に包まれた子供と言えば、この絵も怪しい。まさか自分の子供を神への犠牲に?女は背中を丸め、腰が引けている。

ミレー藁を束ねる人
ミレー藁を束ねる人 posted by (C)カール茅ヶ崎

「藁を束ねる人」1850年 ルーブル美術館

ミレーにはこんな作品もある。藁を束ねている男女の下に、巨大な化け物がいる(両目の中に瞳の白点がはっきり描きこんである)。「ネバーエンディングストーリー」のファルコン号と言ったか、そんな大きな龍の様な物が大口を開けて、今まさに女を食おうとしている所。

ミレー落穂拾い
ミレー落穂拾い posted by (C)カール茅ヶ崎

「落穂拾い」1857年 オルセー美術館

この有名な絵にも、巨大な化け物を発見した。3人の下の地面に大きな大きな顔が隠れていた。絵の両端に目、絵の下端に横一文字の口(ギザギザの歯も見えてくる)、顔の輪郭もどうにか辿る事が出来る。

3人は化け物の鼻の所にいる。まるでトトロの上に乗ったメイに似た状態だ。この化け物がその大きな口を開ければ3人はその中に飲み込まれる。

ミレーのこの他の絵もいくらか観てみたが、人間が何か化け物様な物に食べられる、または人間自らが生贄を差し出していると思える絵がよく観られる。

19世紀のミレーの時代にもあった真実(人間は悪魔に食べられる存在)を彼は隠し絵で描き残している。それとも悪魔と取引した結果、世間に賞賛される絵画技術を得ると同時に真実をも絵の中に必ず隠し込んでおく様に悪魔に命令されたのかもしれない。