名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

サモトラケの悪魔

サモトラケのニケ5
サモトラケのニケ5 posted by (C)カール茅ヶ崎

先日のサモトラケのトカゲの続き。

(1.)はどこかのブログで見つけた、フランス土産としての「サモトラケのニケ像」の小さなレプリカ。この写真を見て不思議に思った。像を上から見ると悪魔の顔が見えてこないか。実物は3メートルの巨大な像なので、小さなレプリカでこそ上から見える。寸法を合わせてみる。翼の先・両肩・両胸の先端・尻の先の衣の出っ張り。前に出た右足の膝・足先。

サモトラケのニケ6
サモトラケのニケ6 posted by (C)カール茅ヶ崎

上の絵、左側が想像で描いた真上から見た「サモトラケのニケ」像。両翼の間に尻の後ろの衣が突き出ている様子はたぶんこんな感じだろう。胸の膨らみがあってその下に右足の膝が出る。こうしてみるとエイファス・レヴィと言う人の描いた「悪魔バフォメット」の絵の顔部分とよく似ている。実際に実物を真上から見る事が出来たならば、ひょっとしてそっくり同じなのかも知れない。眼・鼻・口も浮かび上がって来るかもしれない。

欠損した頭部には五芒星が髪の毛で浮かび上がるか、それともか五角形の王冠を被っていたのかも知れない。左右の腕はバフォメットの耳の形をなぞるか(耳の大きさから言ってこれは可能性が小さい)、またはバフォメット同様右手を上にあげ、左手を下に向けた悪魔のポーズをしていただろう。