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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

新たな難敵

クズ
クズ posted by (C)カール茅ヶ崎

宮原北側の耕作放棄地を少しずつ耕耘しているが、未耕耘の所から変なつる性雑草が生えてきた。除草剤を掛けてセイタカアワダチソウの地上部が枯れている地面に、若々しい新緑の葉を張り巡らせて来ている。

ヤブガラシ」かと思ったが、ネットでよく調べると「クズ」だという事が分かった。葛湯・葛根湯のクズで、名前は知っていたが現物を見ても分からなかった。農業分野では駆除するのがほとんど不可能な難敵らしい。根が太く掘り起こしづらく、その根に蓄えた養分で刈っても刈っても再生してくるようだ。樹の根・「セイタカアワダチソウ」・「スギナ」に続いて新たに格闘すべき敵がいた。

未耕耘の5アールほどに20~30株くらい出ている。蔓はカボチャやイチゴのように先々に根を張って株分かれするので地上部は刈り取ったが、地下の根はどうしようか。スコップを使って根性で斫って掘り起こすか。

耕作放棄地解消支援金を藤沢市から反当たり5万円もらっているが、その金額に見合う作業だろうかと思えるようになってきた。

ただ土質はいいようだ。耕耘しているとミミズがたくさん出てくる。50㎝四方に3匹は見かける。水持ちがよく、しかも水はけが良い団粒構造の土が出来ていると思う。試しに緑肥のソルゴーを耕作済の1アールほどに播種してみたら、芽の出が早い。芹沢の畑よりも発芽が早い。芹沢よりも1週間遅く種を播いたが、生長もこちらの方が早いかもしれない。

雑草の根さえ取り除いてしまえば、良い野菜が出来る良い畑になりそうだ。

耕作放棄地は微生物の豊富におり、長年やって来た農家の畑のように化成肥料の多用でリン酸分が過多にもなってない。酸度調整の為の石灰とカルシウム分の補給をうまくやれば意外といいかもしれない。