畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

大木を切り倒す

アオハダの樹
アオハダの樹 posted by (C)カール茅ヶ崎

宮原北の耕作放棄地。東側に日陰を作る立木が並んでいた。地主さんと相談してそれを全て切り倒してもらう事にした。業者による作業は後一番大きな樹だけ残している。幹の直径50㎝ほどで、高さ15mほどの大木だ。他の杉の樹・椿・シュロの樹は全て切って1mくらいの丸太にして並べて土止めとして朽ちるに任せることとする。

残ったその樹は、樹木図鑑その他で調べるとどうやら「アオハダ」というモチノキ科の落葉樹らしい。新築の家のメモリアルツリーとかに使われる樹だという事らしいが、野生のものはこのくらいの高さになるという。新緑が枝先に付き、小さな青い実の様なものも付いている。

ここまで大きくなるのには何年かかったのだろう。50年か100年か。しかしこれも切り倒さなければならない。この木を含めてここの木々は長い間放置されてきて、近所の農家に迷惑をかけてきたらしく、枝を伸ばして横の道路にはみ出て車を通りにくくしていたようだ。(隣のトマトハウスの〇〇さんは、畑の中に除草剤を撒いてくれただけでなく、この木々の剪定もしてくれたのだろう。剪定枝が株元あたりに横積みされていた。)

せっかく育った命を絶つのには抵抗があるが仕方がない。ヒトにとって必要な他の命、すなわち野菜を育てる為だ。