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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

耕作放棄地を見て野菜畑を想像する

耕作放棄地
耕作放棄地 posted by (C)カール茅ヶ崎

藤沢市農業委員会事務局に紹介された農地を見に行った。すごい雑草だった。

地図で見ると「広葉樹林」だか「果樹園」だかの記号が付いている所だ。高さ2メートル以上の草や、枯れた竹が林立している。ゴミや剪定枝も落ちていて、山奥の荒廃地を連想した。おしゃれな藤沢のイメージとはかけ離れた場所だ。土地に起伏があり、斜面にもなっている。新規参入の就農者にはこういう土地をあてがわれるのだ。

ただ、新規就農者をいくらか知っているがたいてい条件の悪い畑から始めているようだから驚かない。すぐに耕作できるような整備された畑は、年を取って農作業できなくなっても農家は赤の他人には貸さない。農家にとって畑は過去の労力への思い入れがあって他人には任せたくない。農地の借地料はたかだか年間2万円程度だから、他に利益を生み出す方法を考える。

12アールのこの農地を僕は実は気に入って、地主さんとの交渉に入るべく農業委員会に依頼した。

気に入った理由は、雑草がすごいと言っても手持ちの刈払機で枯れそうなこと・竹は全て枯れていて若竹が全くなく、地下茎が張り巡らされて無さそうなこと・少し地面を掘ってみると土が研修農家の畑と同じ「黒墨土」で物成りが良さそうで、石も混ざってない事・陽当たりが良い事だ。大雑把に草刈し、農協の大型トラクターで1度うなってもらえば何とか畑になるだろう。牛糞堆肥をたっぷり入れて半年以内に耕作を始めたい。