真夏に自分が種まき・定植し、自分が草刈りして管理したブロッコリーが収穫できた。セルトレーに種まきし、湿気が多い蒸し暑い畑で、水筒の水を飲み飲みしながら定植し、ハキダメギクと格闘しながらいつ終わるとも知れない除草作業に苦労した。キャベツと合わせて2アールほどの畑だがそれがやっと大きくなって収穫できた。
ちょうど野菜の価格が高騰している時期に収穫期を迎えられたのがうれしい。
ブロッコリーを作ったのは初めてではないが、苦労の分だけ喜びが大きい。
農園主は、「追肥が遅れたので肥大も遅く、霜や雪の時期に当たってしまった。雪が降る前に収穫したかった。」と言っていたが、僕としてはこの時期に野菜が色々と採れているのを見る事はなかなか参考になる。ブロッコリーの他に、キャベツ・葉タマネギ・ハクサイ・ミニダイコン・ハツカダイコンの収穫があり、またもち米・黒大豆・トウガラシ・サトイモ・ラッカセイ・ジャガイモ等も順次調整して売っている。大豆の枯枝を使った「やきかがし」セットも準備中だ。もうすぐフキノトウや花の付いたウメの枝も出せる。
農家は真冬でも収入を得る為に、暑さ・寒さの中で苦労している。一つ一つの野菜の性質をもっとよく勉強して、栽培の工夫をしなければ営農できないなと思う。
(以前「変な形のニンジン」の絵を描いたが、前回のミニダイコン同様写真の方が信憑性があるので絵の元になった写真をアップロードしておく。)