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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

今度はラズベリー救出作戦

ザサ
ザサ posted by (C)カール茅ヶ崎

研修先農家の畑の土手にラズベリーが植わっている。そこの根元が笹に覆われてしまったので、今回はそのラズベリーを救出することになった。

この笹が結構丈夫で刈りにくい。ラズベリーの新芽を切るといけないのでエンジン式刈払機は使えず手鎌で刈るのだが、2~3本束ねて鎌を持つ手に力を入れて刈り取る。

笹は「アズマネザサ」という種類のようだ。昔からあった物が生き延びていて、それがだんだん畑の方に進出してきたと農園主は言っていた。地下茎を深く横に張り巡らし、地上部を何回刈り取ろうと又伸びて来て根絶は難しいらしい。ラズベリーを掘り上げ移植し、その後小型ユンボで笹の根を掘り返すそうだ。

アズマネザサの地下茎が侵入する前に塩ビ波板等で仕切りをして防ぐ事がいいらしい。もし侵入してきたらラウンドアップ等の除草剤を25倍くらいの高濃度で散布して根まで枯らすか、深く掘り返してすべての根を取り除くしかないそうだ。

こいつは他の植物の日照を遮り、アレロパシー物質を放出し、これのみの群生を作るという事だ。ほおっておくと高さ4メートルにもなり、一面の笹の藪が出来るという事で、なかなかの生命力だ。農家はこういう物とも戦っていかなければいけない。