名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

「接ぎ木」はどう考えてみても不思議だ

キュウリ接ぎ木その2
キュウリ接ぎ木その2 posted by (C)カール茅ヶ崎

「接ぎ木」の不思議さに感心して調べ物をしてみたら、農業関係の本(「農業技術体系野菜編第1巻キュウリ口絵2ページ」農文協)の中に「接ぎ木」の断面写真があったので絵にしてみた。

左が「接ぎ木」したばかりの断面で、カボチャの台木にキュウリの穂木を寄り接ぎしてある。交互に切れ込みを入れて噛み合わせてある。右が1週間くらいして(?)活着した所と思える。本には「カルス層発達、癒合完了」とある。

本の写真は古く不鮮明で、しかも同じ接ぎ木の断面ではないので(切断した物は当然引き続き観察することはできない)分かりにくいので多少想像を交えて絵にしてみた。葉から蒸発した水分はその分根から吸い上げられるが、カボチャの根から導管を上がってきた水が、繋がったキュウリの茎の導管に移って葉の方に向かうというのが分かるだろうか。この後キュウリの根に繋がる茎を切り取り、カボチャの芽を欠き取ると下がカボチャで上がキュウリの「接ぎ木」苗が完成する。

これ以上の解説は専門家に任せるとして、僕の興味は生命の不思議さにあるのでその辺の事を書きたいのだが、そこが良く分からない。

いつものカールおじさん(のようでそうでない)の上半分に水木しげるの「猫むすめ」を「接い」でみた。