畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

花泥棒にはどう対処する?

黄色いコスモス
黄色いコスモス posted by (C)カール茅ヶ崎

今日の農家研修はほ場整理。しばらく使ってない畑の防草シートやマルチを剥がす仕事。

寒川町も最近は住宅が増えてきた。畑は道路に面していて、小学生の通学路であり、犬の散歩の人も良く通る。畑の道路沿いの所にコスモスが植えてある。

近年品種改良されて出てきためずらしい黄色いコスモスが咲いている。

先日その黄色いコスモスを道路から手を伸ばして摘み取っているおばさんがいた。僕は「種を買って、育てて売り物にするんだから採っちゃダメ。」と言うかどうか迷ったが、結局言わなかった。

 

農園主は僕がその花泥棒の事を言っても何の反応も示さない。それどころか今日は「家の大根を無断で抜いて行った女の子がいたけど、後で親が謝りに来た。」と喜んでいる始末だ。

また、初霜が降りコスモスはもう終わりのはずだから、今日すべて抜いて空ける予定だったが、「まだ咲いてるから、もう少し楽しませてやって。」と言っていた。道を行く人の目を楽しませてやろうという事のようだ。

 

人の良い農園主は農協役員やPTA・消防団その他いろんな仕事を引き受け、自分の畑をほったらかしにしてあちこち駆け回って忙しくしている。僕は農家経営を勉強するべくこの農家研修をしているのだが、何だか違う。研修先農家は利益追求よりも楽しむ農業・人を楽しませる農業をしていて、お金をどんどん稼ぎ出す農業はあまり勉強できない。だけど、まあいいか。