農業アカデミーの実験圃場のナスの葉にキイロテントウムシがいた。
この5ミリくらいの小さなテントウムシは作物の敵うどんこ病菌を食べてくれる益虫とされている。ネット上でも可愛らしい益虫としての紹介がほとんどだ。だがナスの管理作業中にアカデミーの先生が「コイツはうどんこ病菌を食べるが、そのうどんこ病菌を撒き散らしている。」と言っていた。
なるほど考えてみると、カビを食べているという事は口のまわりがカビだらけという事で、その口を葉の他の部位につければカビが移ると考えられる。
コイツの口はちょうど大福を食べた後のように、口のまわりが粉だらけでバフバフになっているのかもしれない。
益虫かどうかは不明確だ。
でもやっぱり可愛いから多少の悪さは許してやるか。