名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

オモダカの葉

オモダカ
オモダカ posted by (C)カール茅ヶ崎

研修先の農家には田んぼがある。もち米の実が多く付き始めてもうすぐ収穫出来そうだ。その田んぼの隅に水性雑草のオモダカが生えていた。

葉は人の顔のような形でそれが高い位置にあるので面高(おもだか)と言われる説がある。

稲の地際から30~40センチ1本の茎が立ち上がっていて頂上に鋭く3方に切れ込んだ葉が並んでいて風に揺れている。1本の茎の先にシャープな槍先の様な形が付いているのは不思議だ。こんな形を創るとは生命の神秘を感じる。

 

我が家の家紋は「丸に花オモダカ」だが、本物のオモダカを見る機会があまり無かった。10年ほど前に鎌倉の長谷寺の池に観賞用に栽培されていたのを見たが、田んぼに生えているのを見たのは初めてだ。オモダカ紋は槍先の様なので戦国武将の家紋にもよく見られるようだが、生家は代々百姓なので家紋の権威が無くなった頃に、田んぼの雑草を使ったこの紋を適当に借用したのだろう。