畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

ダイコンシンクイムシの大発生に注意!

ハイマダラメイガ
ハイマダラノメイガ posted by (C)カール茅ヶ崎

「神奈川県農業技術センター」からの病害虫情報でハイマダラノメイガ(別名ダイコンシンクイムシ)の注意報が出ている。・・・・と農業アカデミーの先生から聞いた。

この虫はアブラナ科の野菜、ダイコン・ブロッコリー・キャベツ・ハクサイ等に付き、その幼虫が新芽や茎を食害するので幼苗がダメになって野菜が出来なくするヤツだ。幼虫の体長は14ミリ、成虫でも11~18ミリと小さく、見つけにくい。幼虫は頭が黒く、体に縦筋が何本もある。成虫は灰色でマダラ模様があるので「ハイマダラ」・冥途からの使者のようだから「メイ蛾」と名付けられたのだろうか。

 

昔子供の頃、夏場家の中に蛾が入ってくると母から「死んだおばあちゃんが帰ってきているんだよ。」と言われたが、コイツも冥途から来たのか。

 

ハイマダラノメイガの防除は1ミリ目以下の網目の防虫ネットで、成虫の飛来を防ぐのがいいのだが、営農の場合コスト面から薬剤を使わざるを得ない。最新の農薬「プレバソンフォロアブル5」をセルトレイ苗に灌注するのが良いらしい。「プレバソン・・」は成分が「クロラントラニリプロール」でアンスニラル酸アミド系農薬という事で、詳しくは良く分からないが、チョウなどの鱗翅目等に筋肉収縮作用を起こさせて殺すが、ミツバチ・魚その他温血動物には影響が無いと言われる薬品だ。それを薄めてジョウロで幼苗に掛ければ、4週間ほど効果が持続し、その間農薬散布の手間がいらず、他の野菜に薬が掛かることも防げる。ただ「プレバソン・・・」は250mlで3480円ほどもして高い。

 

キャベツやブロッコリーが全滅するよりはましだから、来年はこんな農薬の使用も考えておこう。