スワルスキーカブリダニ・コミドリチビトビカスミカメ posted by (C)カール茅ヶ崎
絵の左はアザミウマを捕食する「スワルスキーカブリダニ」
右はアブラムシを捕食する「コミドリチビトビカスミカメ」
どちらもトマトやナスの害虫を駆除するための生物農薬としての効果が確認されている。
「スワルスキーカブリダニ」は(東欧の人が発見したのだろうか)、ダニの一種だが、ナスに付くアザミウマ等を食べてくれるので製品化されている。環境保全型農薬として、また人体に無害な農薬として登録されている。生きたまま瓶詰されていてそれを害虫の多い所に放逐するそうだ。微生物農薬のように長持ちせず、そのダニが死んでしまったらもう効果は無い。25000頭入りの瓶で14000円と高いのでとても買えない。
「コミドリチビトビカスミカメ」(何もこんな長い名前にしなくても良さそうだが)(省略してカスミカメとしているホームページもある)は、カメムシの仲間で、アブラムシやコナジラミ・アザミウマ等を食べる。生物農薬としての製品化が進んでいるそうだ。ただこいつはシシトウ・ピーマンの植物自体をも加害するとの報告もあるので問題があるのではないかと心配だ。
ダニやカメムシでも益虫としての働きをする種もある事を知った。