名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ナガメは力士か、東京コミックショーか?

ナガメカメムシ
ナガメカメムシ posted by (C)カール茅ヶ崎

アブラナ科の植物に群がって汁を吸うカメムシのナガメ。相撲取りの顔に見えなくもない。頭を下にして見ると「マゲ」がうっすらと見えてくる。

左はその卵。壺のような、樽のような形の物を1ダースくらい揃えて産み付ける。幼虫はその樽のふたを開けるようにして出てくるという。昔テレビで見た「東京コミックショー」を思い出す・・・・「レッドスネーク、カモン!」・・・・(古すぎて誰にもわからないか)

 

何を考えてこんな形、こんな色使いになったのか。自然は不思議だ。

卵の横縞の柄、ふたの部分の円模様、成虫のオレンジと黒の配色、そのくっきりとしたデザイン、新鋭デザイナーの手によるかとも思える卓越した作品だ。(ちょっと毒々しくて好きではないがデザイン的には優れていると思う)

 

3年前菜園を始めたころ、何の知識もなくダイコンを作っていたら、このカメムシがたくさん取りついて枯れてしまった。今年も見つけたが、動きがのろいので簡単に捕まえてつぶせる。よくダイコンの葉の上で白昼堂々と交尾しているヤツを見かける。こっちでもあっちでもヤッテる。何だコイツら、羽があるのになかなか逃げないのはどうしてだ。オスメス一緒に潰してやる。どうだ、本望だろう。

 

同じカメムシ仲間で柿やみかんに加害するのがいるから、コイツらは嫌いだ。見つけ次第潰すしかない。ナガメは潰しても臭くならない。