名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ウリハムシの描くのは脇坂家の輪違い紋?

ウリハムシ
ウリハムシ posted by (C)カール茅ヶ崎

おのれ!この虫けらめ!この脇坂安治の輪違い紋を愚弄するか!

豊臣秀吉の武将脇坂安治賤ヶ岳の七本槍の一人。忠臣蔵の映画ではその子孫が殿中松の廊下で吉良上野介に大紋を血で穢され上野介を扇子で打ち付けるという場面があった。

 

その脇坂家の紋所に似た形で食害をするのがウリハムシ。名の通りウリ科のカボチャ・キュウリ・ヒョウタン等の葉を丸い線を描いて食べる。

調べると・・・・幼虫時代は土中にいてウジ虫様をしていて、根を食べる。蛹になり成虫になって葉を食べる。成虫はウリ科の作物の株元に卵を産み付ける。木の葉の下とかに隠れて越冬するという事だ。実をかじることもあるらしい。

今年も出始めた。去年はカボチャの上にブンブン飛び回っていて近づくとすぐ飛んで逃げる。電撃ラケットで一匹一匹たたいて捕殺したがきりがない。朝方は寝ぼけているのか幾分動きが鈍いが日中は非常に俊敏だ。近所の菜園の人は虫取り網を振ってよく追っかけている。

別名「ウリバエ」と言って農業の大害虫のひとつだというが、作物作りをし始める前はこんな虫の事も知らなかった。初めは「カボチャに、きれいに赤く輝くかわいい虫が来ているな。」と思っていた。するとカボチャは見る見るうちに葉を枯らし、1株2個しか収穫できなかった。農業の世界は知らないことが無数にある。

 

今年は苗の定植時に「ダイアジノン粒剤」で幼虫を減らしておき、作物の成長期には「マラソン乳剤」で成虫をやっつける。