名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

柿の作業はまだよく分からない!

柿の花
柿の花 posted by (C)カール茅ヶ崎

小田原の畑には柿の木が4本植わっている。樹齢100年と聞いている古い樹だ。今日はその摘雷作業をしてきた。

所々花になっている物もあるが、摘雷とはたくさん付いた柿の蕾を間引きして1枝1~2個にする作業だ。

絵はネットの写真を見て描いた。左が雄花・右が雌花。

4本の柿の木は3本が富裕柿、1本が次郎柿らしいと聞いている。4本のうち1本が受粉樹らしい。らしいというのは、樹は今は亡き母の遺産を相続したものだがはっきりした事は聞いてない。兄嫁から伝え聞いた。だが1本は次郎柿ではないかもしれない。というのは富有柿にも次郎柿にも受粉樹が必要だというではないか。柿の樹には雌花しか付けない品種と雄花雌花とも付ける品種があるという事だ。富有・次郎ともに雌花しか付けないから雄花も付ける品種を一緒に植える必要があるという事だ。

そういえばネットや本に載っている雄花の写真みたいな花は見たことがない気がする。柿の雄花は花弁とがく片(ヘタ)が小さく、壺のような膨らみが目立つはずだ。そんなのが付いている所を見た覚えがない気がする。

どうも柿の手入れはよく分からないことだらけだ。

柿の木は毎年実を付けてくれるが、どうやって受粉しているんだろう。30メートル離れたところに農家の柿園があるがそこの雄花の花粉を虫が運んでくれているのだろうか。

それとも蕾のうちに摘雷しているので、雄花も雌花も区別なく取り去っているのかもしれない。やはり1本は受粉樹かもしれない。

柿の樹の手入れは3年目だが、施肥・皮削り・剪定・摘雷・摘果・防除・収穫と勉強しながらやってはいるが、どうも身が入らない。柿の実が好きでないからか。

4本の柿の樹は切るには惜しい。僕が生まれる何十年も前からそこに実を生らせてきたのだ。100年前に芽生えた樹というのが本当だとしたら1912年生まれ。大正元年から世の中の移り変わりを見てきた樹だ。できればもっと管理技術を身に着けて長生きさせて天寿を全うさせてやりたい。

それとたくさん実を付けさせてお金に替わり続けてくれるといい。・・・というのも本音。