畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

農業アカデミーは初日から農作業

アカデミー
アカデミー posted by (C)カール茅ヶ崎

昨日はかながわ農業アカデミー開校式があった。午前中ガイダンス等の他、午後は農業実習でナスの定植作業。大勢でやる作業は久しぶりで、去年やったアルバイトの遺跡発掘作業を思い出す。初日から実習作業とはさすがは農業大学校だ。気分が変わって中々面白い。

全員で20人くらい。ほとんどの人が「自家実践コース」の人で、農家の跡を継ぐ人たちだ。僕がいる「先進農家研修コース」はそのうちの4人。これは農地を持たず全く新規に農業を始める人のグループだ。2つのコースの人が一緒に学ぶ。講師は4人くらいが交替で生徒をみる。

歩行式耕耘機の運転の仕方から農薬の扱い方から栽培方法から色々と学ぶところが多い。もともと農業はかなり広範囲に知識を持っていないとできない産業だ。植物・昆虫・動物・機械・土木・建設・化学の知識、それに加えて医学・環境学・経理・販売の知識も必要になってくる。

特に最近は農家自身が販売ルートを開拓し、自ら販売も手掛ける第6次産業化が進んでいて、ありとあらゆる知識が無ければ生き残れない。

教科書の配布が5冊。

  「野菜栽培の基礎」(農文協

  「写真で見る農作物病害虫診断ガイドブック」(静岡県植物防疫協会)

  「神奈川県病害虫雑草防除指導方針」(神奈川県営農指導協議会)

  「神奈川県作物別施肥基準」(同上・県農協中央会・全国農協連合会県本部)

  「テキスト土壌診断データの読み方」(JA県中央会・JA全農かながわ・県営農指導協議会)

 

7月いっぱいまでは土曜の講義・実習だけだから畑仕事も並行してできる。しかし8月からは週4日くらいの農家実習が同時にあるので秋作は計画しないで置く。8月になったらトマトやナスが生っていても収穫する時間があまり無い。アカデミーの勉強を最優先して、収穫・出荷を近所のだれかにお願いする(その収入はその人に差し上げる)事を考えている。

 

自分の具体的な農業経営はアカデミーでは教えてくれない。自ら計画を立て、自ら動かなければならない。新規就農は会社の設立と同じだ。