名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

アリが自分よりはるかに大きいミミズと戦っていた!

アリ対ミミズ
アリ対ミミズ posted by (C)カール茅ヶ崎

ミミズの大きさは全長10センチ、アリは8ミリくらい。アリは自分の体長の10倍以上のミミズと戦っていた。

アリは1匹のみ。仲間はいない。ミミズの先端の口あたりに噛みつき攻撃をしていた。ミミズは体をのた打ち回らせながら逃げようとする。攻撃をかわされるとアリは素早くミミズに取りつき再び噛む。ミミズは何とか逃れようとする。しかしアリはあきらめない。ミミズの口に何度も噛みつく。仲間を呼びに行く暇はない。何とか自分一人でこいつを仕留めて巣に持って帰りたい。アリは力持ちだから一人でも引きずって持っていけるのだ。これを一人で持って帰ったら巣で待っている女王様が喜ぶだろうな。

よく見ると小さなアリもミミズの背に乗っている。別種のアリか。協力して攻撃しているんだかどうだかわからない。

ミミズは畑の固い土の上に飛び出していた。逃げ込むようなやわらかい土は近くにない。2日続きの夏の様な日差しの下、地面は乾き気味だ。どこかへ引っ越しをする途中だったのだろうか、太陽に焼かれ少し弱っている。ミミズは水分が足りないと干からびて死んでしまう。少し弱ったところを飢えたアリに見つかった。最後の力を振り絞ってアリに対抗して生き伸びようとする。このままではアリにやられるのは時間の問題だ。

土中にいれば天敵に食べられる。モグラのヤツは最も大喰らいの天敵だ。他にも鳥や獣の敵がたくさんいて、ミミズはただ食べられるだけの存在だ。ミミズ自身は土中の微生物を土ごと食べて体の中の粘液で丸めて糞として出す。それが畑の土の団粒構造を促進して人や作物の役に立っている。それなのに人間には鍬や耕耘機で身体を切られるし、気持ち悪がられるし、ろくな運命じゃない。生まれ変われるとしたらもっとましな生き物になろう。・・・・南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

 

この格闘をずっと見ていると仕事が進まないのでこれはほおっておくことにした。サツマイモの植え付け・ひょうたんの定植・ソラマメ等の防虫作業に精を出す。