今年も畑に蝶がやってきた。モンシロチョウ・モンキチョウ・アゲハチョウを見かけるようになった。
キャベツとブロッコリーの畝に急いで寒冷紗のトンネルをかけた。アオムシになる卵を産み付けられてはかなわない。作物を作っていると蝶が嫌いになる。
モンシロチョウはなぜキャベツが好きなのだ。きっと遺伝的に胃が弱いに違いない。キャベツの中の整胃成分がほしいのだろうか。
蝶類対策の農薬としてBT剤というのがある(これは有機栽培での使用が認められているものだが)。蝶類だけに効く病原菌(バチルス・チューリンゲル菌といったか)を作物に振り掛けて食べさせると蝶がそれ以降食事をできなくなり、餓死するというものだ。人間は胃酸を出す胃を持っているので被害は受けない。
モンシロチョウの胃は胃酸を出さないので消化のいいキャベツを食べるに違いない。
名前はわからないが、去年秋にスギナの葉に付いた蝶の幼虫を見たことがある。小さい緑色の幼虫でスギナの葉の中に隠れるようにして付いていた。茎を振ると地面に落ちて丸まる。スギナには健康成分があるというからそれを吸い取っているのか。
ニンジンに付くアゲハの幼虫はカロテンが必要なのか。
スイートコーンに付くアワノメイガの幼虫は・・・・。
トマトに付くオオタバコガの幼虫は・・・・。
蝶の幼虫の事を考えていたら身体がかゆくなってきた。