名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

北斎 「凱風快晴」 赤富士は人間の血の赤色を表している

葛飾北斎 「冨嶽三十六景 凱風快晴」 1831~33年 スペンサー美術館(アメリカ)の版を選んだ。 北斎の代表作であり、誰でも見た事がある作品だろう。「凱風」とは「夏に吹く柔らかな南風」の事だそうで、朝日か夕日か分からないが山肌を赤く染めた富士が画面…

葛飾北斎 「神奈川沖浪裏」 巧みに隠された人間への繁殖指示

偉大な画家、天才と呼ばれる画家による世界的に有名な絵には謎が多い。レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、そして日本では葛飾北斎。その北斎の作品の中でもよく知られた作品を調べる。どうも隠し絵がいかに巧みに隠されているかが名画中の名画と言わ…

フラゴナール 「読書する娘」 蛇神の示す生命の真理

この絵は僕にとって非常に懐かしい絵である。椅子に座って静かに読書をする若い娘、その雰囲気と共にふくよかな乳房に憧れたものである。高校時代が思い出される。 しかし高画質の画像がネットを通して手に入るようになった現在、物事を皮相だけにこだわらず…

ゴヤ 「聖ヨセフの夢」 人間は繁殖させられそして喰われる存在

フランシスコ・デ・ゴヤ 「ヨセフの夢」 1772年 スペイン・サラゴザ美術館 創世記にはこう言う話がある。・・・・ヨセフが夢を見た。畑で麦を束ねていたら自分の麦束だけまっすぐに立って他の麦束がその周りに来てお辞儀をしたと言う夢だ。兄たちにそれを話…

ゴヤ 「我が子を食らうサテゥルヌス」 蛇神の食糧としての人間の増産を計る絵

猛暑の中での農作業が辛い。夏野菜の収穫のピークであり、雑草取りのピークでもある。そんな中で血も凍るような「怖い絵」の検討をする。 フランシスコ・デ・ゴヤ 「我が子を食らうサテゥルヌス」 1819~23年 マドリード・プラド美術館 この絵は十代のころか…

ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 人間を増産させながらの食事会

また露骨な性描写の絵を見つけてしまった。 ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 1765年 フィラデルフィア美術館 バロック最後期のイタリアの画家ティエポロがギリシャ神話の美の女神ヴィーナスと火の神ヴァルカンを描いてい…

ラファエロ 「ユリウス2世の肖像」 人食い蛇の系譜

日本の絵画の高画質画像が見られるサイト「e国宝」がシステム障害の為見られなくなっている。仕方が無いので「Google Arts&Culture」で西洋絵画を見る。 ラファエロ・サンティ 「ユリウス2世の肖像」 1512年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー 久しぶりの…

重文 「大仏頂曼荼羅」 大日如来は地球の支配者、人間牧場の経営者

釈迦はイエス・キリストであるらしい。摩耶夫人は聖母マリアで、この関係は日本神話でもアマテラスとイザナミと同じであるらしい。父もあり、大日如来と呼ばれている者がそうらしい。キリスト教での神・日本神話でイザナギ、ギリシャ神話ではゼウスと呼ばれ…

国宝「釈迦金棺出現図」 この世の仕組みを表す絵

釈迦の正体を知りたいのでこんな絵を調べてみた。 国宝 「釈迦金棺出現図」 11世紀(平安時代) 京都国立博物館 縦160cm×横229.5cmの大きな絵で、画面いっぱいに人物がひしめいている。 入滅後棺桶に収められていた釈迦が、遅れて来た母の為に復活し、説法を…

玉虫厨子 「捨身飼虎図」 己が血肉を蛇神に捧げよ!

イエス・キリストがまがい物であるならば、仏教における釈迦とはどういう存在か。方便が違うだけの同じ物では無いのかと思い調べてみた。 国宝 玉虫厨子須弥壇右側面「捨身飼虎図」 7世紀 法隆寺 左が教科書で見知っている玉虫厨子全体の写真。二階建ての厨…

ティントレット 「キリストの洗礼」 人は何のために生まれ何のために死ぬのか

イエス・キリストと言うのはどう言う存在か調べた。幼児期のイエスは聖母マリアと共に描かれているが、その際のイエスは蛇の化身マリアに喰われる人間の子供として描かれていたので本当の救世主ではない。成人のイエスを探したらこんな絵があった。 ティント…

セザンヌ「大水浴図」見直し  「脱糞」では無く「出産」の図

最近出産のポーズをよく見付けられるようになったが、セザンヌのこの絵の「野グソ」ポーズももしかして出産ポーズではないかと思えて来たのでもう一度確認する。 ポール・セザンヌ 「大水浴図」 1894~1905年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー 左は元絵を…

エルグレコ 「受胎告知」(ビルバオ美術館) セックス・妊娠・出産の露骨な表現

Google Arts &Cultureを見ていて興味深い作品を見つけた。 エルグレコ 「受胎告知」 1596年 ビルバオ美術館(スペイン) 大原美術館のそれよりも6年ほど後の作品である。縦約114cmと小さめの物で、プラド美術館の縦315cmの物の習作であろうか。大原美術館の…

レンブラント 「ルクレティア」 食糧増産の為、偉人を創作して絵にして見せる

ヴェロネーゼから80年後、同じ画題の絵をレンブラントが描いている。 レンブラント 「ルクレティア」 1664年 ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.) やはり剣でわが身を刺す最後の瞬間を描いた物である。レンブラント独特の重厚な筆致で悲壮感が強調されて…

ヴェロネーゼ 「ルクレティア」 家畜としての人間の繁栄・繁殖を描く

ヴェロネーゼ 「ルクレティア」 1580年代 プラド美術館(スペイン・マドリード) ヴェロネーゼはルネサンス期のイタリアの画家。レオナルド・ダ・ビンチより70年以上後の作家である。この「ルクレティア」と言う画題は画家に好まれ、レンブラントも描いてい…

ムリーリョ 「アレクサンドリアの聖カタリナ」 嘘で固められた殉教者の話

ムリーリョ 「アレクサンドリアの聖カタリナ」 1645~50年頃 三重県立美術館 アレクサンドリアの知事の娘カタリナは、ローマによるキリスト教迫害をやめさせた穢れなき処女殉教者として崇拝されている。ロシアでエカテリーナ、フランスでカトリーヌ、アメリ…

ムリーリョ「受胎告知」 蛇型生命体の食糧生産

「受胎告知」の絵には人間の誕生に関する真実が秘められている。その辺を探りたい。 ムリーリョ 「受胎告知」 1665~66年 セビリア美術館(スペイン) 17世紀、スペイン黄金時代の画家ムリーリョの描いた「受胎告知」はエルグレコのそれとよく似た構図である…

ロレンツォ・ロット 「受胎告知」 アダムとイブの創生?

「受胎告知」の絵の中に、人間がどのようにして生まれたかの謎が込められていると思い、そんな絵を探っていたらこんな面白い絵を発見した。 ロレンツォ・ロット 「受胎告知」 1528年 レカナーティ市立美術館(イタリア) 作者はミケランジェロと同時代の同国…

エル・グレコ 「受胎告知」 人類の創生から終末までが描かれている

エル・グレコのこの絵には人類誕生の謎が描かれていると思える。 エル・グレコ 「受胎告知」 1590年頃~1603年 大原美術館 若いころ倉敷に行って実際にこの絵を見たと思うが記憶が曖昧である。全体にグレーがかったカビの匂うような古臭い絵で人体も縦に間延…

アンドレアデルサルト 「聖母子と幼児の洗礼者ヨハネ」 解体された人間を喰うマリア

Google Arts&Cultureを見ていて「アンドレアデルサルト」の絵を見つけた。夏目漱石の「吾輩は猫である」の中に出て来たイタリアの画家である。この名を知ったのはずいぶんと昔の事だったが変な名前なので憶えていた。そのくせ彼の作品は一つも知らなかった…

ティツィアーノ 「鏡を見るヴィーナス」 これも蛇神の化身

聖母マリアと観音が同じ物であり、ヴィーナスと言われる物もまた同じものを表していると思う。そこで日本の縄文ヴィーナス等を調べたいのだがよい資料が無いので、ルネサンス期のティツィアーノのヴィーナスを見てみたい。 天空の蛇神とその食料としての人間…

「白衣観音像」 =聖母マリア像

西洋の聖母マリアと東洋の観音菩薩とは全く同じ生き物を表した物である。 今回「e国宝」と言うサイトから画像を持ってきて調べた結果、その事がはっきりした。 「白衣観音像(びゃくえかんのんぞう)」絹本著色掛け軸 14世紀 中国か朝鮮 奈良国立博物館 重要…

ティントレット 「聖母子を崇める二人の伝道者」 マリアが人間を喰いに来た

ティントレット 「聖母子を崇める二人の伝道者」 1570年以前 ベルリン絵画館 Google Arts&Cultureから採った画像で解像度はあまりよくない。英語の翻訳には自信が無いので画題の訳がこれでよいのかどうか。 ティントレットの宗教画である。イエス・キリスト…

ティントレット 「天の川の起源」 神話の神々も結局喰われる

炎天下での農作業がつらい。過酷な労働をしなければ生きて行けなくなっているのはこの世を支配している者の仕業であろう。 ティントレット 「天の川の起源」 1575~80年 ロンドン・ナショナルギャラリー 夜空に見える天の川が出来たのはこういう理由によると…

ティントレット 「スザンナの水浴」 人間を喰う巨人族

ティントレット 「スザンナの水浴」 1555年~56年 ウィーン美術史美術館 ルネサンス期の絵は形がはっきりして良い。モネのようなボヤッとして曖昧な表現が少ない。今日はミケランジェロやティティアーノの次の画家ティントレットの作品を観る。 画題は旧約聖…

モネ 「積わら 夏の終わり」 「脱糞図」はここにも存在する

クロード・モネ 「積みわら 夏の終わり」 1890~91年 シカゴ美術館 自分の眼で見た物のみが真実である。 前回少し自信を無くしかけたが、名画の中に自分の眼で見える物は変わらない。人間は巨大な蛇神の食糧である事が繰り返し描かれている。農作業で忙しい…

モネ 「印象・日の出」 蛇・食人・脱糞・愛

クロード・モネ 「印象・日の出」 1872年 マルモッタン・モネ美術館 日本で今最も好かれる画家モネの歴史的展覧会の出品作とされる。 絵具を薄めに溶いて筆でカンバスに乱暴に擦り付けた様な絵であり、展覧会では散々酷評にさらされたと言うのは頷ける。 朝…

モネ 「睡蓮 柳のある明るい朝」 死の直前で人間の抱く愛情

前回解析したことをもう少し詳しく調べ直した。モネの「睡蓮 柳のある明るい朝」には隠し絵で人間の愛情らしきものが表現されていると言う所である。 全体図のイラストにここで便宜的に丸印で場所を示し、AからEまでの記号を付けた。A・B・Cはごく小さく描か…

モネ 「柳のある明るい朝」 人間は餌であり糞である?

クロード・モネ 「柳のある明るい朝」 200×1275㎝ 1914~1926年の間 オランジェリー美術館(パリ) 睡蓮の部屋の中の一点 モネの一連の睡蓮作品は生贄の池の絵である。蛇神が餌場で人間を喰っている様子が描かれている。人間から見れば阿鼻叫喚の地獄絵図で…

雪舟 「秋冬山水図」(冬景図)  人間を喰い人間を排泄する者

雪舟の水墨画で最も有名な作品と言えばこれだろう。 雪舟等揚筆 「紙本墨画秋冬山水画」 2幅の内「冬景図」 約40×30㎝ 15世紀末~16世紀初(室町時代) 東京国立博物館 国宝 この作品を調べるのは二度目である。前回は下の様に見えた。 絵の中に蛇・恐竜・宇…